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ライブ配信の良いところ悪いところ

半年以上ライブハウスから遠ざかっていますが、我々観客はライブハウスに行けなくなったからと行って生きているけれども、スタッフ・演者の方々は大変な苦労を続けていることだろうと想像しています。

 

その中で日常になってきたのがライブ配信。

私も↓のアプリ・プラットフォームを使ってちょいちょい観ています。

  • YouTube
  • Instagram
  • Jフェス
  • Qumomee
  • StreemPass
  • Thumva

YoutubeとInstagramは拡散力が強く、演奏最中にもリスナーを呼んで来られるところが良いですが、集客力がある演者じゃないと儲からない印象。

それ以外はクローズな環境ですので、続けていく中で損益見えてくるのかなという感じ。

それぞれ試行錯誤が続いている状況ですが、ライブ配信に関して観客目線で個人的な良し悪しをまとめていきます。

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ライブ配信の良いところ

遠方からも参加できる

インターネット環境さえあればどんな場所からも参加できる。地方民歓喜のはず。

 なんなら帰宅中の電車内でも参加できる。

 

ご飯食べながら観られる

ドリンクカウンター行かなくても、用意しておけばお酒飲み放題で楽しい。

 

合唱団がいない

となりで大声&ダミ声で唄う観客がいない。

メジャーな演者ほど顕著。

キッズもいなくて平和。お布団が近くにあれば人に迷惑かけずにダイブもできる。

 

参加性がある

今は主にコメントだが、ライブに参加できるようなアクションが考えられる。

なお私はコメントは非表示にしている。コメント打ってる暇あったら全神経尖らせて音楽聴きたい派。

 

時間通りに始まる

開場から演奏開始までのタイムラグが非常に少ない。

あとここ5年100回くらいライブハウスに行って、開演時間ちょうどに演奏はじまったライブがたったの1回です。やればできるぞ。

 

ライブ配信の悪いところ

 日常が隣りにある

自宅で観ているせいで非日常性が薄い。同居人の生活音など気になる。

 

VRグラスとかで観たら良いのかもしれない。没入性はキーワード。

 

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回線の強さが必要

回線の強さが非常に大事。我が家では最高品質だと止まる。

5Gはやく。

 

低音が弱い

ライブハウスはやはり低音の「圧」に特別感がある。

よしんば家で低音が出せる環境を作ったとして、間違いなく近所迷惑。

結局ヘッドホンに逃げざるを得ない。

 

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黒の締りが悪い

ライブハウス暗いので画面の多くを黒が占拠しますが、しっかり調整されたライブBDなどに比べてまだまだ白っぽい。

画面の調整である程度追い込めますが、配信に適したカメラなどまだまだ研究の途ですね。

 

ライブ配信の音をよりよく聞くための方法

私がライブ配信を観ている環境はMacを母艦として、

音 → Mac → USB DAC → プリメインアンプ → スピーカー  で音を出して

映像 → Mac → HDMIケーブル → テレビ でテレビをMacのディスプレイとして拡張して表示しています。

 

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多くのライブ配信がアプリ経由なおかげで、多くのリスナーはスマホで観演していると思われますが、スマホ内蔵のスピーカーとかAnkerのスピーカーとか劣悪な環境で聴いているんじゃないかなぁと想像しています。

テレビの画面を使う場合

コロナ禍においてテレビは猛烈に売れているそうです。その理由のひとつがライブ配信を大画面で観たいニーズだそうです。

YouTubeやブラウザで観られるライブ配信であれば、最新の多くのテレビはインターネット接続が単体でできますので、それを利用しない手はないです。

もし、テレビ本体で再生する環境がないのであれば、FireStick TVやChromecastを使って、スマホの画面をキャストするのが良さそうです。

 

 テレビでライブ配信を楽しむのであれば、このくらいのスピーカーがあるとテレビ内臓のスピーカーに比べて迫力が出てくると思います。

 

 イヤホン・ヘッドホンで聴きたい場合

Bluetoothはやめましょう。ちょっとした遅延でもライブ配信の没入感が損なわれます。

今はコンパクトなポータブルアンプがあるので、こういうの買うと良いと思います。

 

そんな中で、来週ようやくちゃんとライブハウスに行って爆音を浴びられることになりましたが、観客数は制限されてわずか25名の予定。

いつも通りのライブハウスが帰ってくるにはまだまだ時間がかかりそうだし、その日までライブハウスが残っているように支援は続けていきましょう。

ライブハウス支援まとめ - イープラス