2023年は「巣ごもり消費の反動減」という言葉を良く聞きました。
2020年からの2年間は身の回りのものをアップデートしてきたけれど、2023年は消費を取り巻く状況が変わってきたとのこと。
大掃除をしながら今年買ったものを眺めてみると、なるほど反動減だなと独りごちました。
そうは言っても毎月クレジットカードの請求書は金額は見覚えがなく、明細には見覚えが全てあり、去年より部屋は狭くなっています。
今年出会ったちょっと良いものの話。
蛸の手 キーチェーン
はちみせで買った蛸の手のキーチェーン2種。
紺色のトートバッグの持ち手につけていて、大変気に入っています。
指が入るので、出先で指を蛸にしたい時に最適。
今年は世の中がぬいぐるみキーチェーンブームなので、蛸をつけていても違和感なく社会に溶け込むことができて幸せです。
STEPHEN SHORE『TRANSPARENCIES』
アメリカのフォトグラファーSTEPHEN SHOREの未発表フィルムから刊行された写真集。
あまりにも良い写真集で、ページを捲るたびにため息がでます。
もう何度も手に取っているのに、未だに最終ページにたどり着けない。
あるがままを写す、20世紀最高の写真家の1人だと改めて感じる1冊です。
OIGEN 南部鉄器ケトル八角
0.8L。珍しい角ばった形の南部鉄器。
家人が鉄分不足と診断されたため鉄分補給目的で購入。
決して丁寧な暮らしがしたいわけじゃないと何度も口に出しながら毎日使っています。白湯を飲んでいます。
電気ケトルの方が圧倒的に便利だけれども、寝ぼけ眼で底に当たる青い炎を眺めるのが気に入っています。
決して丁寧な暮らしがしたいわけじゃありません。
Mac mini M2
だましだまし使っていたiMac Late2015がいい加減、機嫌の限界を迎えたので購入。
iMacは5Kモニタとしての余生を過ごすことができず、エコシステムを作ろうとしないAppleには呆れるばかりですが、いくつかの買い切りソフトを使い続けたいためWindowsに移れず、居残りMacです。
256GB SSDは罠と聞いたので512GBものを購入。
驚くほど早くLightroomを起動してくれて満足しています。
Macは生成AIは苦手なので、写真と音楽専用のPCとしての活躍を期待しています。
miniという名前のくせに思ったよりデカくて邪魔なので、テーブルの下にマウントしました。
デスク下マウントホルダーはMac studio用のものにすると上下に余裕ができるので、アクセサリーも格納できておすすめです。
Mac mini関連あれこれ
Apple製アクセサリーが苦手なのでキーボードやマウスは以前から純正は使っておらず流用。
新しく買ったのは、モニター、モニタースタンド、モニターライト、電源ケーブル、ドッキングステーション、SSD。
モニタは今はなきJOLEDの有機ELパネル「glancy」の倒産品を購入。
グレアなので信じられないくらい映り込みますが画質は最高です。
ただいくら調べても4Kの設定(文字サイズなどは常識の範囲で)ができず、結局WQHD設定で使っています。
ドッキングステーションはSSDを入れ、ゴム足を底に貼り付けてMac miniには直接触れないようにして設置しています。SDカードやマイクロSDも直挿しできるようになって快適です。
電源ケーブルはSAECのPL-3800MMに取り替えましたが音質改善はほぼなし。リケーブルはお祈りみたいなもの。
プロヴォーグ復刻版
多木浩二、中平卓馬、高梨豊、岡田隆彦らによる伝説の写真同人誌『PROVOKE』の復刻版。令和の時代に手元におけるなんて!
カメラの歴史は「誰でも失敗しない」ように進化していて、SNSには「自称写真家」が溢れかえっています。
写真家が文化を牽引していたプロヴォーグの時代、めくるたびに熱量が溢れて襲ってくるのを感じ、ニセモノたちとの圧倒的な違いを証明してくれます。
少しでも写真が好きな人全員に観て欲しい傑作です。
ポケピース おやすみモクロー
世界のどこかにあるシェアハウスを舞台にしたポケモンのシリーズ「ポケピース」のクッションぬいぐるみ。
サンムーンのアニポケを観て以来モクローの虜になっています。
サトシのモクローよろしく、このモクローもすやすや寝ていて顔を見るたびにこちらも眠くなってきます。
睡眠品質の改善にモクローが効きます。
GEZELLIG 手織りカメラストラップ
平間至展に行った際に購入。
仙台で丁寧に作られたカメラストラップ。
とにかく色が良い。
様々なパターンから選べるのも良い。
幅広で使いやすいのも良い。
カメラを買った友人全員に勧めているストラップ。
カニのワッペン
はちみせで購入したカニのワッペン。
記憶にある限り初めてワッペンを買いました。
Tシャツに貼り付けてみたら、胸元にカニが存在することで自己肯定感がかなり上がることに気が付きました。
カニすごい。カニおいしい。
仕事用のシャツにもつけたいのですが、職場でカニっぽい渾名をつけられる可能性に怯えて実行できずにいます。
クリーンプラネット お風呂場の滅カビ ウルトラホイップスプレー
浴室用のカビ取りスプレー。
定番のカビキラーを使い続けてきた人生ですが、もうカビキラーとはサヨウナラ。
滅カビは泡のキープ力が強く、壁にもピタッと貼り付いてカビを滅してくれます。
ツーンとした匂いがないのも助かる生活用品です。
がんこ名人 半熟カレーせん
まるせん米菓の人気せんべい。
ここ3年ほど我が家では空前のせんべいブーム。
3年間の結果として、常備するせんべいは3つ。
・ひざつき製菓 「城壁」
・立正堂 「純米」
・まるせん米菓 「がんこ名人 半熟カレーせん」
半熟カレーせんが、今年の夏から最寄りのスーパーの棚割りに入ったことで買い物の度にカゴいっぱい買うようになりました。
歯ざわりはしっとり、味がじゅんわり染みていて大変美味しいです。
なんでもぜんまい
一目惚れ。
クラウドファウンディングで出資&リターンで手に入れたなんでもぜんまい。
底に磁石が入っており、取り付けるとゼンマイが回りだすアイテムです。
鉄板を服に忍ばせれば背中にぜんまいを生やすことも可能。
急に回っているとかわいいです。
D&DEPARTMENT 富山限定 靴箱
毎年買い足しているD&DEPARTMENTの靴箱。
D&DEPERTMENT TOYAMA限定デザインとのこと。
箱に付けていい値段じゃないってくらいの値付けだったけど、インテリア馴染みが良く気に入っています。
毎日使うもの(家用眼鏡とかお風呂用スマホとか)を放り込んでおく使い方がおすすめ。
せこなおさんのベイビーイエティ
ぬいぐるみ原型師のせこなおさんオリジナルデザインのベイビーイエティ。
これまでは2匹しか買っていなかったのだけれども、展示会の度に連れ帰っていたらいつの間にか8匹に。
部屋中にうじゃうじゃ。
多頭飼いはいいぞ。
8匹それぞれ違ってそれぞれ可愛い。
2023年は自身を取り巻く環境が大きく変わって、余裕がなくなったり、追い込まれたりと心穏やかではないことがたくさんありました。
そんな中でも家の中に好きなものがたくさんあるおかげで、心の均衡を保ていたように思います。
好きに溢れて豊かな日々になりますように。
2024年が幸せでありますように。
<過去の良いもの記事はコチラ>
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AIが考えてくれたタイトルの「ブームの中でも自分らしさを保つ」というのが出てきて、ちょっと良いなと思いました。