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DITA PROJECT M 開封レビュー

久しぶりにイヤホンを買いました。

発売日に届いたDITA PROJECT M。

3時間ほど聴いてみたファーストインプレッション残しておきます。

 

 

https://x.com/GAJUMARU10/status/1735269811683561534?s=20

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dreamやPERPETUAなど傑作ダイナミックイヤホンを送り出してきたシンガポールのDITAの新作は新開発9.8mmダイナミックドライバー「PM ONE+とKnowlesのBAを組み合わせた同社初のハイブリッドイヤホン。

PROJECT M – DITA Audio Japan

みんな大好きCARDASのケーブルやイヤホンケースがカッコいいと発売前から話題になっていたDITA PROJECT M、最大の特徴は「買えるDITA」ということ。

dreamは20万円オーバー、PERPETUAに関しては40万円オーバーとイヤホンに出す金額としては高すぎるよなというのが一般的な感覚(人それぞれだけど)

DITA PROJECT Mは5万円を切る価格ということで、最新のTWSと同じ程度の価格ですから手の届くDITAとして我が家でも迎え入れたわけです。

 

結論、5万円未満で買うイヤホンとしては結構いいぞ。です。

 

DITA PROJECT M 開封レビュー

環境に配慮しないといけないよねという感じで豪華すぎないけど、所有欲をギリギリ満たしてくれる箱を開けると本体・ケース・イヤピースと説明書などが入っています。

 

ドイツTanos社製Systainer®ケース。

イングラムぽさがあり非常に格好良いです。割りと小さめ。

 

ケースの中にケーブル。

スピーカーケーブルでおなじみのCARDAS社製線材「MOCCA」で編まれた2pinのケーブル。3.5mmと4.4mmを取り替えられるAwesome Plug2です。

非常に柔らかいので耳周りにフィットしてくれるのでタッチノイズとかは少なそうです。

 

イヤーピースはfinalのEタイプ。

蓄光素材ということで夜は光ります。

 

イヤホン本体。

透明な樹脂の中にステンレスの音響チャンバー。

サイズはやや大きめ。

 

ノズル部。

蓄光イヤーピースはコレクションに保管して、イヤーピースはAZLAのSednaEarfit XELASTECにしました。透明で見た目の相性も良いですね。

 

 

DITA PROJECT M 音質 ファーストインプレッション

 

DAPはLotooのPWA6000を使って普段よく聞くEmo中心に聴いてみました。

音量は41。

 

先ずは付属の3.5mmだと、音場はやや窮屈なものの楽器のセパレーションは明瞭。

特にハイハットやカップを叩く金属音は切れ味があり印象的です。

下はベース音が間延びせずに塊で聴こえます。

 

Awesome Plugを4.4mmに切り替えると横に広がりが出て窮屈さは少し解消しました。

音の傾向は同じく、上と下が印象的なイヤホンで、バンドサウンドを楽しむのには良い選択肢だなと感じました。

声を中心に聴くような楽曲はあまり合わないかもしれませんね。

 

普段は多BAのイヤホンを使っているので、濃厚さといった点で少し物足りなさがあるので、リケーブルも試してみました。

 

眠らせていたbrise audio UPG001(3.5mm)に交換してみると、ケーブルの特徴である情報量がグッと増えて感じていた物足りなさが保管できました。

ただ取り回しが悪く、付属の格好良いケースに収まらなくなってしまうのが難点。

外で聴くのであれば付属の4.4mmケーブルを使う方が良さそうです。

 

 

DITA PROJECT MはPERPETUAのような聴いてすぐわかるような凄みはないものの、非常にバランスが良いイヤホンでした。

尖ったイヤホンばかり持っている人、TWSばかりだったけどもっと良い音質で聴きたい人の最初の1つにおすすめのイヤホンです。