定額給付金の効果は凄まじいですね。
週末にカメラ系家電量販店に行ったら、冷蔵庫や洗濯機は接客待ちが発生するほど混み合っていました。
4−5月は首都圏の店舗では大苦戦した家電業界が、現在思わぬ特需に沸いています。
10万円配るとこれだけ消費に向かうのだから、シンプルに経済刺激したいなら地域振興券だのポイントだのじゃなくて現金で殴るのが良いのかも。
さて、活況の家電業界ですが、特に大型の家電を買うなら、購入価格にメリットがないので今でなくても良いよねという話です。ただし、すでに故障しているとか、必要なエアコンとかはすぐに買って下さい。
今は販売店が家電を安く売る理由がない
家電業界は現在品薄です。
コロナ禍の影響で4月の段階で2020年度の1−2Qはネガティブな見通しでした。
当然メーカーは生産を絞りました。(工場や物流が動かなかったのもある)
9月新製品の商品は7月ごろに廃盤になることが多いですが、前倒して生産完了になった機種がたくさんあります。
炊飯器、オーブンレンジ、食洗機、ドラム式洗濯機…
いつもなら底値に近づいているこの時期に2019年モデルは市場から消えていっています。
7月14日21時調べ、食洗機NP-TH3は大手量販店のECサイトで販売しているのはケーズデンキだけ。価格も1ヶ月で随分上がりましたね。
ちなみに下図が2018年モデルのNP-TH2の前年同時期の売価の動きです。
あらあら1万5千円前後前年の方が安かったですね。
みんなが家電を買おうと店に押しかけ、在庫は少ない、
お店が安く販売する理由が全く無い時期が今です。
価格は高くても安くてもどうでも良い方や、今すぐ手に入れて生活を改善したいのであれば今が買い時でしょうが、ちょっとでも割安に買いたいなら時期をズラすのが良いです。
じゃあ家電はいつが買い時か
私が予想する家電の買い時案です。
先ずは今年の9月です。
去年の9月何があったか思い出しましょう。
消費増税前の駆け込みがありましたね。
図は大和総研グループ「駆け込み需要」の徹底検証(業種別・品目別)より引用
https://www.dir.co.jp/report/research/economics/japan/20191030_021101.pdf
ヨドバシカメラは別として、家電量販店も上場企業ですから、前年比マイナスで良いよとはならないので、ここはある程度の売上を取り返しに来ますね。
また今品薄の状況なのでメーカーにバックオーダーがやたら飛んでいて、メーカーも9月が半期決算だったり本決算だったりなので、その時期くらいに生産が上がってきてたくさん納品しちゃうんじゃないかなと想像しています。
売上が欲しい&在庫が沢山ある→値下げ とシンプルな理由です。
ただ新製品が多い時期ですので、カテゴリによってはそこまで値引きされないかなと思います。
家電は基本的に新製品が出る前後1・2ヶ月が底値になりますので、欲しい家電の発売日情報から逆算すれば、価格的な買い時は見つかるかと思います。
↓こんな風に考えると買い時が見つけやすいです。
そんなことを言いながら、先日 除湿機買いました。(レビューはまた今度)
結局必要なときが買い時ですよね。