GAJUMARU

ちゃんとした家電のレビューとオーディオと邦楽インディーズバンドと写真

人生で大事なことはいつも木村カエラが教えてくれた

6月23日 天気予報は雨。

レインハットとポンチョを新調して、日比谷野外音楽堂へ木村カエラデビュー15周年記念ライブ GO!GO!KAELAND 15thへ行ってきました。

 

事前物販が始まる12:30ちょうどに日比谷公園に辿り着いたら、すでに1000人近い行列ができていました。

1時間ほど並んでグッズを購入。私はニコニコしながら物販を抱えて出てくる人たちが本当に好きです。あの瞬間ってすごい幸せですよね。

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毎月たくさんのバンドのライブに行ったり、好きな写真家の写真集買ったり、現代アート観に行ったり、新作が出る度に見に行くデザイナーがいたり、電子書籍じゃなくて本で買い集めている小説家がいたり、色んな好きな人たちがたくさんいます。

不思議なことに中村一義にも佐内正史にも石持浅海にも大竹伸朗に対しても抱かないけど、私が唯一「ファン」だなと思うのが木村カエラその人なのです。

彼女が好きな理由はだいたい100個くらいあるので、機会があればくるりのハイウェイの歌詞に載せて書こうかななんて思っています。

 

今年はライブチケット運が大変よろしく、前から数列目のほぼド真ん中という最高の席を引き当てることができました。

隣の席には小学生くらいの女の子と母親の二人で、あぁ、こういうの良いなって心から思いました。

そういえば、久しぶりにライブ用耳栓を使わなくても程よい音量で、これも小さな子どもさんが来ていることへの配慮かな。

 ↓前にそんな記事を書きましたね

www.gajumaru.tokyo

「MAGIC MUSIC」から始まったステージ。リクエストした「BANZAI」や久々に聴きたかった「Super Star」、大好きな「SUN Shower」「TODAY IS A NEW DAY」それから15分15曲メドレー。雨予報を覆したステージには嘘みたいだけど虹がかかっているように見える素晴らしい光景でした。

忘れられないライブのひとつになりました。

natalie.mu

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sakusakuに出ていたころのぶっ飛んだ感じも、ファッション誌のポップアイコンだったことも、ラジオで大笑いしているところも、まっすぐに歌うところも好きなのですが、私は木村カエラの人間力に惹かれているところがあって。

この前のファンクラブ限定ライブでも、観客が倒れてしまった時にすぐに歌うのを止めて誰よりも先に助けに行き、「曲よりもアナタのほうが大事です」と即答したり、インスタで遠くから来ている人を把握していて、その人を優先してハイタッチ会開いたり。

彼女のそういうエピソードやまほど出てくると思うんです。

 

今回のMCでこんなことを言っていました(要約なので正しい表現はライブBDを待ってね)

「続ける」ということは「変わる」ことで

いつも新しいことへ向かっていくことで続けることができる

ちょうど私は仕事で社内ベンチャーで立ち上げた事業が停滞期に入っており、これまでのやり方を変えていかないと事業が続けて行けないという状況に置かれているせいで、この言葉が何よりも心に響きました。

 

私達には華やかな側面しか見えませんが、収益構造も大きく変わっている音楽業界で、子供を産んで育てて、それで新しい人たちと戦っていかねばならないことは並大抵の努力では成せないことだと思います。

 

転職やら年金やらあれやこれや、環境は日々変わっているけれども社会や誰かのせいにして言い訳を繰り返していても、面白い毎日があるわけではなくて、新しいことへ挑んでいくこと。それを誠実にやっていれば周りの人はきっと助けてくれるはず。(そういえばカエラバンドの面々はいつもものすごいプレーヤーが集まっていますもんね)

 

「続けることは変わること」

シンプルなメッセージですが、とても良い指針をもらったなと思っています。

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 7月31日には新しい取組をしたCDが出ますので、みんな買いましょう。

そして全国ツアーでお会いしましょう。

 

人生で大事なことはいつも木村カエラが教えてくれた。

【Amazon.co.jp限定】いちご (初回限定盤) (CD+DVD) (Amazon.co.jp限定特典 : カエラ画伯ステッカーD 付)(早期予約特典なし)

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<蛇足>

終演後、スタッフが「撮影はご遠慮ください!」とずっと叫んでいるにもかかわらずコソコソとスマホで撮影している人がたくさんいたのが悲しかったです。

参加した証を残したいという気持ちはよく分かるし、「撮っちゃいけない理由がわからない」と言われれば、それもそうだよなと思う部分もあります。

野外フェス会場みたいに「フォトスポット」を設けて、特定のハッシュタグを付けてSNSに投稿してもらうように、「撮りたい欲」をうまく販促に繋げるようなwin-winの取組も是非して欲しいなと感じました。

ライブマナーうんぬんで楽しかったライブが後味悪くなるの嫌だもんね。

子供も楽しめるいいライブなので、仕組みや運用も、もちろん参加する私達も良い方向へ変わっていきたいですね。

レビュー FOSTEX TM2 で音質の良い完全ワイヤレスイヤホン探しは終わりました

サブスクリプションサービスは使っていません。

未だにCD買っています。

Bluetoothイヤホンで音楽を聴いていません。

数万円もする取り回しの悪いイヤホンケーブルを使っています。

全て良い音質で音楽を楽しむために利便性は捨てています。

 

音質が良いのなら使いたいんです、本当は。

 

多くの人が使うようになった完全ワイヤレスイヤホン、接続も良くなり、電池も長時間保つように進化してきましたね。

ただ、私が気に入る音質のイヤホンは未だ現れていませんでした。

それも昨日までの話です。

 

イヤホン選びの最重要項目が音質じゃない方、そこそこ値段が安くてそこそこの音質で良い方は、これ以降の文章読まなくていいのでヌアールかGLIDiCかAVIOTのイヤホン買いましょう。

 

音質重視の私がようやく満足できる完全ワイヤレスイヤホンに出会いました。

FOSTEX TM2 です。

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レビュー FOSTEX TM2

FOSTEX TM2はそれ単体が完全ワイヤレスイヤホンであるだけでなく、リケーブルできるイヤホンを完全ワイヤレスイヤホンとして使うことができるガジェットです。

これまでに自分が気に入っているイヤホンをそのまま完全ワイヤレスイヤホンとして使えるのだから、音質が良いTWSをわざわざ探す必要がありません。

SHURE 846でもANDOROMEDAでもなんならカスタムIEMでも使っておくれ。

 

FOSTEX TM2 そんなに良いのかよ?と検索で辿り着いた方へ、もう先に結論書いておきます。

「FOSTEX TM2は有線ケーブルでの接続よりは音質は悪いけど、元のイヤホンの特徴をちゃんと残したまま完全ワイヤレスになるから、外出時に使うなら結構良いぞ」です。

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というわけで、以下FOSTEX TM2のレビューをしていきます。

外観レビュー FOSTEX TM2

FOSTEX TM2の付属品は、本体と充電器兼用のケース、イヤピースとUSBケーブルとポーチ(このポーチはUSBケーブル用かしら)とおまけのFOSTEXステッカーでした。

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こんな感じでケースに入っていました。

昨今の完全ワイヤレスイヤホンに比べてケースはかなり大きいです。

にも関わらず、ケースには内蔵バッテリーがありません。

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ケースにイヤホンを収めた状態で、上の写真のmicroUSB端子からUSB給電で充電します。

フル充電まで約1時間半で、連続使用時間は約10時間とのことです。

ケースで充電できないのはマイナスポイントですね…

もっともモバイルバッテリーを繋げば外出先でも充電可能です。

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TM2は、本体、フレキシブル・ショート・ケーブル、イヤホン部の3つの部位で構成されています。

フレキシブル・ショート・ケーブルは標準ではmmcx端子のものが付属しています。

初回版はFitear端子のものが特典で付属、2PIN用は別売りです。

ちなみに本体とフレキシブルショートケーブルを接続する接点もmmcx端子です。

 

付属のイヤホンを使う方はほとんどいないと思いますが、イヤホン部をつけることで「イヤホンカテゴリ」に商品登録されて「イヤホン売り場」に並べることができるので、イヤホンいらないとか言わないであげてくださいね。

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裏側には充電用の電気接点とLR識別のマーク、本体の最後部にはマルチボタンが付いてます。

マルチボタンで再生/一時停止や通話などの操作を、全面のFOSTEXマークの部分はタッチセンサーになっており音量のアップダウンなどの操作ができます。

後日専用のスマホアプリを使えば外音取り込みの機能なども追加される予定だそうです。

 

IPX5の防水性能が備わっていますので汗などで汚れても大丈夫そうですが、取り付けるイヤホンそのものが防水ではない場合がほとんどでしょうからその点には注意が必要ですね。

 

さて、普段私がメインで使っているイヤホンの状態です。

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イヤホンは1216.ears 12BA「魂」(過去記事参照

レビュー 香港イヤホン 1216.ears 12BA は『魂』 震わせるソウルフルサウンド - GAJUMARU

ケーブルはBrise Audio UG001 Rh+ LE改

もともとBrise Audio UG001が取り回しが非常に悪く、長時間付けていると耳が痛くなったりしていました。

写真にあるように、コシの強いケーブルとの格闘の毎日だったのが、FOSTEX TM2に変えると…

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こんなにスッキリしました。

 

付け心地に関しては「思っていたよりも軽い」でした。

片耳11g+イヤホンなので一般的なTWSに比べると重いんですけどね。

私はメガネをかけているのですが特に干渉せずにすんなり付けられました。

多くの「ワイヤー入り」ケーブルと異なり、フレキシブルショートケーブルは角度が決まっているので、耳の形に依ってはうまく付けられない場合もある点は要注意です。

 

なお、ケースの内部が広くとってあるので、大きめシェルのイヤホンを取り付けてもそのまま収納できます。

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それでは続いて気になる音質をレビューしていきます。

FOSTEX TM2の接続と音質レビュー

私は普段邦楽インディーズバンドを中心に聴いていますので、視聴曲は今回もSus4とFINLANDSを選びました。


INVERSION / Suspended 4th


FINLANDS「UTOPIA」Music Video

 

FOSTEX TM2はQualcommの完全ワイヤレスイヤホン向けのチップセットQCC3026を採用していて、True Wireless ™ Stereo Plusに対応した機器とペアリングする際は左右が別々で接続され、非常に接続が切れにくくなる仕様になっています。

私は対応機器を持っていないのでWALKMAN NW-ZX300とiPhone8plusに接続して聴いてみました。

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WALKMANではaptX、iPhoneはSBCでの接続です。

aptX-HDやLDACには対応していません。

 

横浜近辺で1時間ほど電車に乗ったりお散歩してみたところ、一回も途切れずに音楽を聴けました。

これまで他のBluetoothイヤホンで必ず音切れしてしまっていた横断歩道やコンビニの前でも途切れなかったのでちょっと驚きました。

TWS+が使えなくても Bluetooth®5.0なので接続は結構良いようです。

 

肝心の音質はどうかというと…

  • 元々のイヤホンの特徴はそのまま活きている
  • ホワイトノイズがかなり聴こえる
  • そのホワイトノイズのせいで、音の見通し・解像度が有線と比べて劣る

当然つけるイヤホンによって音質は変わってきますが、今回私が聴いた組み合わせではベースの一音一音も存在感があり、ハイハットもキレイに聴こえていました。

 

しかし有線とFOSTEX TM2接続時、それぞれを比較すれば音質の優劣は明確です。

どう聴いても有線の方が音が良いです。(普段使っているケーブルが上等だからということもあります)

クラシックとか原音忠実系を求める時はホワイトノイズがかなり邪魔だと感じました。

 

FOSTEX TM2はこんな人におすすめ

FOSTEX TM2は電車内や雑踏の中のように、それほど神経質に耳を研ぎ澄ますような場面でなければいつも使っているイヤホンの特徴を活かせるスグレモノです。

リケーブルできるイヤホンをすでに持っていて、既存の完全ワイヤレスイヤホンの音質には満足できない方におすすめです。

 

一方でイヤホンの良さを最大に活かすにはまだまだ有線に強みがあるので、私はじっくり音楽鑑賞に没頭したいときは有線+メインのイヤホンで、通勤時や作業時のながら聴きのときはFOSTEX TM2+サブのイヤホンみたいな使い方にしようと思っています。

 

専用アプリが充実したり、DAPがTWS+に対応したり、まだまだ進化しそうな予感がします。

マスに向けた商品ではないですが、オーディオファン向けにどんどんブラッシュアップしていく新たなカテゴリになると良いなと思っています。

そのためにはみんなどんどん買ってメーカーの背中押していきましょ!

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FOSTEX ワイヤレス ステレオイヤホン TM2

FOSTEX ワイヤレス ステレオイヤホン TM2

 

 

春のヘッドフォン祭 2019に行ってきました

毎度恒例 フジヤエービック主催のオーディオイベント「ヘッドフォン祭」に行ってきました

祭りじゃないよ「へっどふぉんさい」だよ

 

さて今年はイヤホン買ったばかりなので、DAPを買い換えようかななんて思っているのですが、相変わらずこの業界は新製品がわんさか出てくるので、新しもの好きとしていろいろ聴いてみようというわけです

 

試聴曲はこんな感じで、それぞれ音質をチェックしました

kobore - 爆音の鳴る場所で (Official Video) - YouTube →The 邦楽ロックを

FINLANDS「UTOPIA」Music Video - YouTube →女性ボーカルとベースとハイハットを

See You Smile - Be Myself - MV【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube →低音バスドラを

KUZIRA - Blue - YouTube →メロディックの疾走感を

 

会場1時間前から並ぶというヤル気を出しまくった結果、先着10名のイヤピースをもらったりしつつ、合計7時間も中野サンプラザにおりました

主に聴いた感想をTwitterに上げましたので、それらをまとめていきます

 

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高級人気DAP、韓国のiBasso の新作DX220

DX200ユーザーではないので、何が違うかはわかりませんでしたけど、操作感が良かったです

CRYAMYがプリセットされていたので、SDカード読み込ませることなく試聴ができました

あれ、割とレアなCDやぞ

IT01→IT01sはめちゃくちゃ進化したしたので、03と04はどうだべや?と聴きました

DAPの方が話題になりますが、iBassoのイヤホンはハズレ無しで良いと思います

まぁ、8000円だなという感じでした

希少性の高い1DD の傑作イヤホンDITA DREAMの後継機DITA DREAM XLS(Extra Large Stage)はS'NEXTから発売予定

今日はまだ試聴はできませんでした

完全に多ドラ耳なので、たぶんあんまりピンとこないんだろうな…

変わらず大人気のCAMPFIRE AUDIOの新作「IO」Tweetではアイ・オーと書きましたけど、CAMPFIRE AUDIOは星の名前を付けますからイオが正しいですね

最近は筐体が変わったイヤホンばかり発売されていましたが、久々に昔のデザインに戻りました

音は知らん

ANDROMEDAはなんか知らんけどすごい音できちゃったイヤホンなのかなぁという感じ

無印ANDROMEDAとANDOROMEDA2019の違いは、筐体の仕上げ方法の変更とロゴのサイズ変更(加工方法も違うとのこと)、mmcxソケット部の形状変更と付属のALO Litz Wire Cableがスモーキーカラーで取り回しの良い最新版に変更されたことだそうです

最近流行りの静電型ツイーターハイブリッド型イヤホン、香港のAROMAも参考出品していました AROMA Musical Box Shock

静電型はパンクには全く合わないです

AROMAのカスタムIEMの新作参考出品 これはとても気に入りました

疾走感があってメロディックパンク向きです(ただし値段…)

KOJOの真鍮イヤホンKJB-01は開発に2年かかってようやく販売とのことです

MEZE Classic 99で有名なルーマニアのヘッドホンメーカーMEZEのイヤホンMEZE RAI PENTAはその名の通り5BA

すごく良いイヤホンだと思います 値段はそれなりにします

INEARZ のイヤホンはCOMPLYのP崎さんに接客してもらいました

モニターイヤホンなので派手さはないですが、モデル毎に個性があって面白いです

値段は相対的に高いです

待ちに待った「リケーブル対応イヤホンを完全ワイヤレスイヤホンに変える」FOSTEX TM2

音切れなどは外に出てみないとわかりませんが、装着感もよく、これは買いです

ちょっと値は張りますが、イヤホン好きは手に入れるべきアイテムだと思います

いつもオシャレなAr:tioの参考出品を

RK01をはじめて聴いた時の衝撃ほどではありませんでしたが、やっぱり独特で楽しいイヤホンでした

値段は高いですけど、Brise Audioはやっぱり最高です

最近は取り回しも良くなっているので、そろそろ買い替えたいです

試聴機上がりのアウトレット品が1万円均一だったので欲しかったのですが、PayPayよりLINE PAY派なので買うことができず、泣く泣く諦めました

IZANAGIです

話題の弩級(サイズが)DAP Astell&Kern AK KANN CUBE も聴いてみました

持ち歩くのが困難なサイズでした…

音はDX220より気に入りました

今年はSONYのSignatureシリーズDAPも新作が出そうなので、それらと比べて買い替えする選択肢のひとつになりました

最近出たばかりのAZLAのイヤピースSednaFit Liteは傑作イヤピースだと思っています

新作も期待できそうです

まぁ、見た目がかっこいいよね

結構期待していたのですが、まぁそのなんだ…あれだ…

名前が面白いですよね、TANSHIO MIRAI結構良いと思いますが、価格的には他の選択肢を考えても良いかな〜

finalは新作発表会に参加しました

見た目や装着感はすごく良いです

3機種ともパンクにはあんまり合わないですね

D8000はシルバーモデルも参考出品されていました

先日D8000をレンタルしましたが、本当に素晴らしいヘッドホンでしたよ(値段も)

中国のメーカーでしょうか?代理店募集とありました

SIMPHONIO 瑞弦 VR1

パンクには全く合いませんでしたが、ストリングスやピアノは素晴らしい音がしていました

好みの楽曲によってはアリですね

Mac→CHORD DAVEを経由して聴かせてもらったんですけど、何故かそのMac、タッチパネルで動いていたんですよ…

なんだったんだろうあのMac…幻かな…

こちらは初上陸のSoftEars からトリプルハイブリッド機CERBERS

前回のポタフェスあたりから増え始めた静電型ドライバーを併用したトリプルハイブリッド

おおよそ同じ感想になるんですよね… 私は静電型が苦手なんだと思います

F audioはDDもBAもハイブリッドも良いイヤホンばかりだす良メーカーですね

SoftEarsからもう1機種 RS10

 5ウェイ・クロスオーバーだそうです

フジヤエービックやシマムセンで取扱があるmoondropから新作のKXXS

見た目も装着感もいいし、1DDにしては珍しく好みにあうイヤホンでした

同じmoondropから8BAのA8

Penon audioには普通に在庫ありますね $669でした(4月27日時点)

これもパンクに非常に合う良いイヤホンでした

 

そして最後に伏兵

Softearsやmoondropを取り扱うCHIKYU-SEKAIのオリジナルイヤホン2機種

2/Cosmo と 5/Cosmo

どちらもなんじゃこれ!とビックリしました

とにかくアタック感が強く、他のイヤホンでは聴いたことのない音楽体験でした

どうやらまだ試作機とのことで、2/Cosmoは夏以降の発売予定、5/Cosmoはその後に発売見込みだそうです

現時点で購入することができませんでしたが、このチューニングのまま販売してほしいです(CHIKYU-SEKAIよろしくです)

今回はお土産にイヤピースをたくさんもらいました

以前から話題になっていたSymbio eartipsはつけてみましたが結構良いです

SednaearFit Liteが傑作すぎてメインにはならなそうですが、良いものをいただきました

 

このツイートにはつぶやき忘れていましたが、FOSTEX TM2もすごく気に入りました

 

10連休GWの初日ということもあってか、これまで参加したヘッドフォン祭の中では一番空いていました

毎回長蛇の列になるミックスウェーブやfinalもあまり並ばずに試聴ができて良かったです

ポタフェスは「裾野を広げよう」としているのがはっきりわかり、ヘッドフォン祭は「マニア向け」といった形で棲み分けが進んできているのかもなと感じました

 

今回は今まで以上に「よく聴く楽曲や好みによって評価は180度変わる」ということを感じました

この記事の感想ではイマイチとなっていても、楽曲によってはピタっとはまるものがあると思います

このブログもメロディックやポップ・パンクを聴く誰かに届いて、試聴してみてくれないかなぁと願っています

 

たくさん耳を使いましたので、明日は休耳日

GWが連休のあなたも、お仕事のアナタも、よい平成最後と令和のはじまりになりますように

 

AZLA SednaEarfit Light イヤホン 高品質シリコン イヤーピース SSサイズ2ペア

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ケースに入れるだけでCDの音質が上がる? T-TOC RECORDS HDC-001を買いました

「CDをケースに入れるだけで音質がアップする」そんな不思議なケースがT-TOC RECORDS ハイディフィニションケース HDC-001 です。

音楽はダウンロードやサブスクリプションではなくCD&リッピング派の私にピッタリなグッズなので早速購入してみました。

レビュー T-TOC RECORDS ハイディフィニションケース HDC-001 

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「オーディオオカルト」といわれるような技術的によくわからないグッズが多い中、このハイディフィニションケース HDC-001はうっかり2016年オーディオ銘機賞の音質向上アイテム部門金賞を受賞しており、オカルト度はやや低めです。

 

キャッチコピーは

『半信半疑』で構いません。まずは『30秒』お試し下さい。

良いですね、ワクワクしますね。

 

ケースの見た目は普通のCDジャケットのようです。

中のCDをはめ込むトレーがプラスチックではなく、毛の短いベロアみたいな素材です。

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HDC-001のケースに入れると、なぜ音質がよくなるのかが説明書にかかれていたので引用します。

トレー内部に特殊イオンコントロール素材と特殊生体エネルギー素材を7:3でハイブリッド採用していることで、ディスクに蓄積されている電磁波、静電気、磁場等の悪影響を中和する効果がございます。また、ケース全体には独自のα加工が施されており、360度どの角度からも均一にディs区処理することに成功しました。さらに、トレー内部に使用している特殊素材が持つ改質能力により、消磁効果とはまたひと味違った『つややかで有機的な臨場感あふれる「音」と「画質」をお楽しみいただけます。

サッパリ、わかりませんね!

そういえば昔、実家でレコード聴くときに除電ブラシで払っていましたし、こんな記事もあります。

レコードだけでなくCDにも“効果大” − ユキムの除電ブラシ「ASB-1」を評論家3名が試す (1/3) - PHILE WEB

静電気が視聴の妨げになっているのかもしれませんね。

↓こんな布が貼られているのかも

 

T-TOC RECORDS HDC-001でCDの音質は変わるか

ともあれ、聴いてみないことには始まらないので早速試してみました。

最低30秒~ 1時間程度ケースに入れておくだけで音質が向上するとのことです。

3分ほどケースに入れてから視聴してみました。

 

視聴環境は以下の通りです

CDドライブ:BDR-XS06J  → ifi audio iSilencer3.0 → iMac5K

DAC:S.M.S.L Sanskrit 10th → プリメインアンプ:ONKYO A-9150

スピーカー:Klipsch R-15M

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まずはCDそのまま状態で聴いて、その後HDC-001に3分入れた後に聴き直してみました

 当然、同時に聴くことは出来ないので多分に先入観を持っての視聴です。

 

先日コシミズカヨさんが脱退したFINLANDSの最新ep.『UTPIA』と大阪のポップ・パンクバンド AIRFLIPの最新ミニアルバム『Friends In My Journey』で試してみました。

 


FINLANDS「UTOPIA」Music Video


AIRFLIP "Memory" Music Video

 

HDC-001を使った前後で思っていたよりハッキリと変化を感じてしまい、思わず笑ってしまいました。

 

楽器ごとのセパレーションが深まり、明瞭感が増して聴こえました。

 

FINLANDSは各パートの位置が立体的になって、ライブハウスでの姿が目に浮かびました。

AIRFLIPは音像がくっきりしていて特にポップ・パンクのようなノリの良い楽曲はより没頭できました。

くそー、オカルトだと思ってたのにやるじゃん!ハイディフィニションケース。

騙されたと思って試す価値はありそうです。

 

T-TOC RECORDS HDC-001でCDのリッピング音質は変わるか

ハイディフィニションケースでのCD視聴は良い方向の変化を楽しめたので、もしやこれはリッピング全部やり直しなのでは?とリッピング前後の音質にも変化があるか試してみました。

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20枚ほどのCDをHDC-001へ入れてMacに取り込んで聴いてみた結果、リッピング前後の音質には全く違いを感じられませんでした。

あれやこれやと聴き比べた結果、私の聴覚上では下記のように感じました。

  • HDC-001に入れたCD >変化あり> 何もしないCD
  • HDC-001に入れたCDをリッピング =変化なし= 何もしないCDをリッピング
  • HDC-001に入れたCD >変化あり> HDC-001に入れたCDをリッピング

CD媒体で聴くのであれば効果があり、デジタルデータに変換したら変わらないようです。

 

T-TOC RECORDS ハイディフィニションケース HDC-001は、普段はリッピング後の音源をPCもしくはDAPで聴いていいる私にとってはそこまで必須のアイテムではなかったです。

CDプレーヤーを使ってCD媒体そのものから音楽を流す場合にはそれなりに効果がありそうです。

電源もいらないですし、ルーティーンだと思ってCDトレーに乗せる前に置けばいいだけですしね。

 

価格が青天井なオーディオグッズの中ではお手頃な4,500円前後という価格なので、CDメインで音楽を楽しむのであれば使う価値はあると感じました。

オーディオファンの友人へのプレゼントにもネタとして喜ばれそうな気がします。

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今回試していませんが、映像用のディスクでもなんらかの変化はあるかもしれませんね。

さらに効果が高いと謳っているHDC-002もありますのでちょっと気になっています。

そんなこんなで思いの外楽しかった音質向上グッズ ハイディフィニションケース HDC-001のレビューでした。

 

HighDefinitionCase

HighDefinitionCase

 

 

 

 

 

レビュー 香港イヤホン 1216.ears 12BA は『魂』 震わせるソウルフルサウンド

香港のガレージイヤホンメーカー1216.ears。

3年ほど前、有名カスタムIEMメーカーと似たような音を低価格でといった触れ込みで話題になりました。

最近はオリジナルモデルを意欲的に作っているのもあり、2018年の10月頃に「なにか新しい面白いイヤホンを作らないの?」とコンタクトを取ってみると、「クリスマスに新作出すから楽しみにしていて」と返答がありました。

 

12月になると1216.earsにイヤホンを注文するのが慣習みたいになってきたので、そのクリスマスの新製品を待っていたところ、2018年は「ラッキーバッグ」という名でこれまでの製品+アップグレードケーブル付きでの大幅値引きセールを実施するとのアナウンスが!

その中でも目玉は「ラッキーバッグC」これまでのフラッグシップモデル『KING』もしくは最新作『12BA』が入っているとのことでした。

無試聴ですが、私の所有している8EVに比べてどう?と尋ねると、確実にアップグレードしている旨の返信がきましたので、えいや!と注文してみました。

 

当初予定から1ヶ月半ほど遅れましたが、ついに届きました。(いろいろありました)

結局ラッキーバッグCはすべて最新作の12BAということで、私の手元にも12BAがやってきたのです。

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 HPもないし、試聴できるお店もない、けれどもポータブルオーディオファンの中ではそこそこ知られている1216.earsの最新作、どんなイヤホンなのか早速レビューしていきます。

レビュー 1216.ears 『魂』 12BA

まずは到着した状態から。

左がこれまでの1216.earsのイヤホンが入っていたペリカンケース風ケース。

右がこんかいの12BAが入っていたペリカンケース風ケースです。

観て分かる通り、かなりサイズアップしました。

私が普段使っているBrise audioのケーブルは太くて普通のケースには収まらないので、このケースは非常に助かりました。(中にはスポンジも入っていました)

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 つづいておまけのケーブルです。

今回はラッキーバッグの特典としてアップグレードケーブルが2つ付属していました。

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右側は銀線かなと思いましたが、銀メッキ銅線っぽい感じでした。

標準付属のケーブルよりも情報量が多く、e☆イヤホンなどで買ったら1万円以上はしそうな印象です。

標準の3.5mmプラグだったのが残念!いずれ機会があれば4.4mmのバランス端子に付け替えたいです。

 

それではイヤホン本体を観ていきます。

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L側です ぎっしりBAドライバが詰まっていますね。

配線が透けて観えて美しいです。

12BAの名前の通り、BAドライバが片側12基配置されています。

ドライバ構成は以下の通りです。

  • 2 Dual Low BA( 1 super low+ low)
  • 2 Mid BA
  • 4 Mid-High BA
  • 4 High-Super High BA

Mid BAがボーカル帯域を担当していて、Mid-Highが各楽器の解像度を高めるようにチューニングされているとのこと。

私が所有している1216.earsのどのイヤホンとも異なるチューニングがされてましたので、音質については後ほど。

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 R側には『魂』の文字が!

最初は面を喰らいましたが、1216.earsになぜ魂なのかを訊いてみると、すべての演奏者や歌手にとって演奏する際に「魂」を込めることは非常に重要で、このイヤホンではその「魂」を表現したかったとのこと。

なるほど、それを訊いてからちょっとこの漢字一文字に愛着が湧いてきました。

案外普段着ているTシャツだって海外の方から見れば滑稽な言葉が書いてあるだろうし、大丈夫みんな他人の耳なんか観てないです。

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シェルとフェイスプレートのカラーは、これまでは注文時に色指定ができたのですが、今回はラッキーバッグということでお任せ。(紫っぽいのよろしく!くらいのオーダーをしました)

シェルはパっと見同じ色だったのですが、よく見ると左右で異なる色合いでした。

ほのかにグラデーションしていて、すごく美しいです。

 

所有する、4FE、8EVと比較してみました。

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 12基もBAドライバ積んだら、そりゃ大きくなるわなということでだいぶずんぐりむっくりしています。

ケーブル次第ですが、装着感は悪くないです。(Briseのケーブルだと当然悪い)

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音導孔が4つになりました。

それにともなってステム径がなんと7mm!

かなり太いので、ソニーのトリプルコンフォートイヤーピースやコンプライはつけられないようです。

 

イヤピースはいろいろ試しましたが、この音導孔を邪魔しないように開口部が大きめのイヤピースがおすすめです。

音的にはAZLAのSednaEarFitが一番良かったですが、SednaEarFitはシリコンが硬いので、ちょっと耳が痛くなりがちです。

普段遣いのことを考えて、私はアコスチューンのAET06aを選びました

Sサイズは開口部が小さいのでMサイズです。

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1216.ears 『魂』 12BA 音質チェック

それでは音質をチェックしていきます。

まずはDAPはソニーのNW-ZX300、ケーブルはBrise audio UPG001 LE Rh+の改造版で4.4mmバランス接続しています。

DSEE HXやらトーンコントロールなどはすべてOFFです。

音量はハイゲイン(ZX300のハイゲインは単純にリミッター解除だけ)で34程度、8EVでは40でしたのでちょっと鳴らしやすくなっています。

 

www.youtube.comまずは名古屋の路上ロックンロールヒーロー Suspended 4th の「INVERSION」

とにかく各パートが暴力的な音を叩き出すシーン注目のスーパーロックバンドです。

 

いつも試聴の際にはSus4の楽曲を聴いているのですが、とにかく彼らの曲は何で聴くかで表情がガラッと変わるというか、活かせるかどうかが決まります。

12BAで聴いた瞬間、脳内ズガーンっと音が暴れまわりました。

 

ベースの存在感が強く、それでいてボーカルも8EVに比べて前に出てきています。

ギターはフレットの運指が見えるような一音一音が明瞭で、スネアは少し重めでバスドラはかなりの重量感。

ドラムのデニスはよくカップを叩くのですが、カンカンとは鳴らず余韻があります。

カラッとした音色の4FEとは全く違う響きのあるサウンドです。

 

イヤホンには音場ってあまりないと思っていましたが、それぞれのパートは極太なんだけれども広大なステージでハッキリとセパレートされていると感じました。

イヤホンだとあんまりこういう音聴いたことないです。

 

www.youtube.com4月11日でBaのコシミズカヨさんが脱退してしまうのが残念でならないFINLANDSの最新曲「UTOPIA」

 

塩入冬湖さんの金切り声もまったく刺さらないし、カヨちゃんのベースラインはハッキリとした存在感を持って表現されました。

FINLANDSはギターが2本で、これまでは澤井さんのリードギターばかりが聴こえていましたが、なるほど12BAでは冬湖さんのギターも存在感が感じられました。

もともとエモやシューゲが基盤にあるFINLANDSですから、12BAの濃厚で残響感のある音色がピッタリでした。

 

そういえば、FINLANDSの金切り声をはじめ他のボーカリストは刺さらなかったのにACIDMANの大木伸夫のサ行は刺さりました。(謎)

 

www.youtube.com天才中村一義ビクター移籍後に再録したベストアルバム『最高築』から100s時代の超名曲キャノンボールを。

 

これがもう本当にヤバかったです。

いや、待ってくれ このアルバムこんなにすごい音で録音されていたのか!!

この音のスゴさを表現する術がないです。

12BAで聴いたあとに別のヘッドホンやスピーカーも試してみましたが、こんな音楽体験は他にはできませんでした。

 いろんな曲を試しましたが、中村一義(100s)の楽曲は特に楽しめました。

やっぱり天才×メジャーのポテンシャルはすごいな。

 

その他、打ち込み系だとDATSやぼくりりくんも相性が良く、BA型のイヤホンですが超低域がかなり出ていて、DDドライバのような振動があるのを実感できました。

tricotもめちゃくちゃ良かったです。

 

相性があまり良くないなと感じたのは、原音忠実系のクラシックやピアノトリオみたいな曲でした。

残響感が大きく、もともとの音色にドーピングをしているような派手さが出てしまうので、繊細な楽曲にはあまり向かないなと感じました。

 

1216.ears 12BA『魂』はこんな人におすすめ

1216.ears 12BAはラッキーバッグ価格で80,000円(通常価格は12万円程度)

ちょうど私が8EVを購入した時と同じ価格でした。

高級イヤホンはどんどん値段が上昇し、ソニーですら20万円台のイヤホンを発売する中、10万円を切る価格でこれだけの特徴あるサウンドが楽しめるというのは非常に満足しました。

買ってよかったです。

 

独特の残響感と強烈なセパレーション、超低域までの存在感が大きく、「魂」の文字が示すようにエモーショナルな音表現をします。

私は4ピース以上のバンドに一番合うなと感じました。

 

一方でかなり派手な音が出るイヤホンですので、クールで硬質な音を好む音楽ファンや、原音忠実な音を探している方には不向きです。

 楽器隊が派手に鳴るので、声を中心に聴いている方にもあまり適さないと思います。

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おまけ

 いろんなケーブルやプレイヤー・アンプも試してみました。

かなり鳴らしやすいのでスマホでも十分だと思いますが、バランス接続ができるものがセパレーションをより感じるのでおすすめです。

贅沢にもTA-ZH1ESを試してみましたが、これが一番良かったです。

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 今回のラッキーバッグは当初納期をかなり超えた段階で「全部作り直す」といった内容のツイートがあり、非常に混乱しました。

結果としては素晴らしいイヤホンが届いたのですが、「本当は届かないんじゃないか…」と不安になりました…

 

Twitterで本人は一生懸命日本語をつかってくれるのですが、ニュアンスが誤解を招いてしまっているので、やりとりは英語の方が良いと思います。

 

1216.earsは通常に流通している商品ではありませんので、試聴する機会は専門店にたまに置かれている中古品を購入するか、すでに所有しているファンのものを使うしかありません。

あなたが12BAの購入を検討しているなら、この記事がその一助になれば幸いです。

 

しかし、せっかく良いイヤホンを作っているので、少々値段が上がったとしても代理店がついてサポートしてあげて欲しいな。

 

 

↓1216.earsのイヤホン注文方法は下記を参照ください

www.gajumaru.tokyo

ソニー SONY ヘッドホンアンプ・DAC TA-ZH1ES

ソニー SONY ヘッドホンアンプ・DAC TA-ZH1ES

 

 

拝啓、コシミズカヨ様

拝啓、コシミズカヨ様

 

春暖の候、FINLANDSの皆様には一層ご活躍のこととお慶び申し上げます。

6周年を迎え、2回目となる記録博は大盛況でしたね。

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大好きな楽曲が次々と溢れ出し、ライブハウスにたゆたう空間に酔いしれていた私は、突然の発表に頓狂声をあげてしまいました。

 

直後にかき鳴らされた「リピート」

いつもは一歩後ろにいる冬湖さんと澤井さんとあなたが3人が近くに並んでいて。

ねぇ、あなたたち普段そんな風に弾くことないじゃないですか 。

そこにいれば美しい世界 忘れたくないの 離れてても

ねぇ、冬湖さんそんな声でうたったことないじゃないですか。

 

あなた達に一番似合う青色のスポットライトがきらめき、4人の音がBASEMENT BAR中に満ちていくその景色は、あまりにも美しかった。

この曲を、この空間を、わたしは「生涯」忘れないと思います。

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知っていますか。

冬湖さんが弾き語りライブをするときに、いつもあなたの話をたくさんすることを。

あなたの話をしている時に一番やさしい顔をするのを。

 

跳ねるように踊る運指も、すぐに落としてしまい冬湖さんに蹴られてしまう帽子も、もふもふのストラップも。

メンバー紹介の時のベースソロも、いつものMCも。

あなたの周りのすべての人達にとって、あなたがFINLANDSのベーシストで本当に良かった。

 

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4月10日まで残り1ヶ月、きっとあっという間ですね。

最近の桜は気まぐれで咲くのが早いですから、その頃には散ってしまっているかもしれませんね。

 

あなたがいないFINLANDSはまだ想像がつかないけれども。

あなたがいるFINLANDSの6年は確かにあったし、私達の耳に残っています。

 

コシミズカヨ様には、良き門出をお迎えになりますよう心よりお祈り申し上げます。

 

敬具

 

 

BALLOND'OR × FINLANDS  split 「NEW DUBBING」

BALLOND'OR × FINLANDS split 「NEW DUBBING」

 

https://youtu.be/8wZQOs9tQWI

 

記録博内の写真パネルは小野正博さん(@ono308)による

フォトグラファー 小野正博 / Photographer Masahiro Ono - Official Site