前回 紆余曲折を経て 購入に至りました
アナログポータブルヘッドホンアンプ
『 ALO audio Rx Nickel Plating ALO-4396 』
国内85台限定なんですって!すっごいたくさん中古見かけるけど85台限定なんですって!
そりゃ限定って言われたらこっち買うよね…
というわけで今回は、アナログポータブルヘッドホンアンプをiPhoneと接続して聴いてみます!
↓こちらは前回記事
ALO audio Rx Nickel Plating ALO-4396 レビュー
開封&外観レビュー
立派な箱に入っておりますワクワク
1番外側の箱を引き抜くと、今度はビリジアン色のリボンが出てきます 超かわいい
引っ張ると、出てきましたよ!本体!
すてき… もうこの段階で欲が満たされました… かっこいい
本体の下には付属品を入れた箱が入っておりました
- 充電アダプタ
- 充電アダプタにつなげるUSB(microUSB to Type-A)
- ポーチ(このポーチは多分 充電アダプタとケーブル用のポーチ)
- ロゴ入りラバーバンド×4
ALO audioのよく見る緑色のUSBケーブルが良さげなのですが、流石に充電の質で音質変わらんやろ… 替わりにミニミニケーブルつけてくれれば良いのになと感じました
底面に充電用のmicroUSB端子 と充電ランプ ここが新型と違うそうです
サイドの穴はなんでしょう 振動か熱を逃しているのでしょうか
この穴で軽量化をしているわけではないと思いますが、113gとめっちゃ軽いです
iPhone5sが112gなのであのくらいです
底部はこんな感じ サイドの穴からゴミが入ったらここ外して掃除ですね
上部の端子類 ここも新型だと塗装が違うそうです(新型のほうが野暮ったいような)
ボリュームの回し心地も硬すぎず軽すぎずで丁度いいです
かなり小型の機体なので、ミニミニケーブル選びは苦労しそうな感じです
iPhoneとポタアンを接続しよう!
iPhoneと接続するためのミニミニケーブル選び
先ずは付属していないミニミニケーブルを用意しました
いわゆるステレオミニケーブルで、ヘッドホンジャックとアンプの入力端子とをつなげるためのケーブルです
アンプが小さいので、ケーブルも短い必要があるのですが、まーこれが売ってない
量販店のケーブルコーナーに行っても、別用途の50cm以上のものばかり
ちょっと置いてあると思ったら、アンプと同じALO audioの1万5千円…
ミニミニケーブルぐらいの距離では音は変わらん!みたいなオーディオ水掛け論も昔からあるようなので、悩みました
Amazonではこれが売れている模様
まぁ、この辺も本当に変わるかどうかテストしてみたいよね!ということで
最初はあまり背伸びせずに1番安価なミニミニケーブルを選びました
おいおいE4UAさんに作ってもらおうと画策しています
オヤイデ電気のHPC-MSS
短い!めっちゃ短い!3cm!プラグの両端で8cm!!
なんでこれにしたかというと、ALO audio Rx Nickel Platingの接続先が、Audio QuestのDACアンプ DragonFly Blackという小さなUSB DACなので、この長さで足りるんじゃないかなと
で、繋いでみました
ぎ、ギリギリだった…
Effect Audioの3.5mmプラグが太いせいで ケーブル曲がってますね…
ALO audio Rx Nickel Platingの高さがDragonfly Blackの横幅に近い(Dragonflyの方がちょっとだけ長い)ので、こんな風に横につければサイズの節約になりました
DAP→DAC→Ampの3段重ねなのですが、これだと2段分の高さでいける!すてき!
次にiPhone6sと接続してみました
iPhoneはDragonfly BlackとUSBカメラアダプタを使ってLightning端子に接続します
はぁ… これ絶対USBカメラアダプタに負荷かかって断線するわ…
横幅はピッタリですが、上部が割りとスカスカになってしまい
試しに手で持ってみると、かなり不安定で持ちにくい状況でした 困った
(ラバーバンドで留めるのはイヤだ)
次にiPhone5sと重ねてみると、コチラはなんだかいい塩梅です
Dragonflyがついているせいで、今度は横幅がしっくりきませんが全体のバランスは良いみたいです
時期iPhoneの発売の際にiPhone SEの後継機なんかが出るとイイなぁと思います(それもうiPod touchでよくね)
直接ポタアンと重ねることに抵抗感があったので、ナイロンの3つ折り財布に挟んでみることにしました
↓クルッとアンプを巻きます
アンプの保護にもなるし、接続部が覆われるのでケーブルへの接触が減り、ケーブルのトラブルが減りそうな気がします
これをコートとかブルゾンのポケットに突っ込んで外を歩こうという算段です
春先からはなんか別のミニバックとか考えないとだめかもなぁ
ALO audio Rx Nickel Plating 音質レビュー
前回の記事の通り、私はアンプで音質が向上するとは思っていなくて、歪みだったり音量だったりを整えてくれる役割かなぁと考えています
ALO audio Rx Nickel Platingの特徴としては下記の通り
15Vの内部設計より得られた、より広いダイナミックレンジ
新しいRxを開発するにあたり、特に拘ったのがダイナミックレンジの確保です。よりクリーンな電力供給を行うため新しいコンデンサを採用し、通常であれば3.3V程度の内部電圧のところを「15V設計」とし、より広いダイナミックレンジを確保しています。
ダンピングファクターの改善と低インピーダンス化による高い再現性
新しいRxは、IEM(インイヤーモニター)の為の優れた設計を施しており、出力インピーダンスは極めて低く「0.5Ω以下」としています。この「低インピーダンス設計」により、IEMのドライバーが有する各周波数帯のインピーダンス特性に対しての影響を抑制させることに加え、ダンピングファクターを向上させ、音源再生をより良いものにします。
ミックスウェーブ 公式サイトより引用
感度の高いイヤホン向けなわけです
1216.ears 4FEを使うようになって、音量の調節ができなくなったというマイナス要素を この設計によって克服できます
さてさてでは聴いてみましょう
<視聴環境>
iPhone5s → USBカメラアダプタ → AudioQuest Dragonfly Black → オヤイデ電気 HPC-MSS → ALO audio Rx Nickel Plating → EFFECT AUDIO Thor Copper cable → 1216.ears 4FE (final イヤピースEタイプ)
再生アプリは KORGのiAudioGateです
今回はコレを聴いてみたいと思います
みんな大好きHi-STANDARDの難波さん率いるNAMBA69とRIZEのJESSIEのコラボ楽曲『 LET IT ROCK 』
キッズはみんなこういうの好きでしょ? うん、好きです
MV観ているとスピード感もあって非常にかっこいいんですが、配信音源を聴くと妙にスピード感が落ちてしまっていて、キレイにまとまっているというか、そんな感じの曲です やっぱライブで観てなんぼのバンドですね
さて、先ずはポタアンを挟まずに、Dragonfly Blackだけを使って聴いてみます
ハイハットがちょっと遠い感じです 高域は刺さらず 頭頂部から骨太のベースラインが響いてきていい感じです スネアも気持ちいですね いつも聴いているメロディックパンクです
続いてALO audio Rx Nickel Platingを導入すると…
ふむ、全体のバランスがよくなっていますね
高域が伸びて刺さる一歩手前、ハイハット近くなりました 残響も感じます
ベースの印象はちょっと遠くなったような気がします
スネアは沈み込みが少なくなって軽快になった感じ 1音1音がよく感じ取れます
バラバラのステージをギュッとまとめたような雰囲気ですね
いいんじゃないでしょうか
全体が上品になっていくのなら、女性ボーカルだどうなるんでしょうか
youtu.beもう11年前の楽曲ですってよ(深い溜め息)
徳島の星 本当にライブが楽しいチャットモンチーの出世作『 恋愛スピリッツ』
先ずはDragonflyだけで聴くと、やっぱりハイハットの存在感はかなりあるのですが、全体がスッキリしすぎていて余韻があまり感じられません
ALO audio Rx Nickel Platingを加えて聴くと、あぁ全然違いますね
橋本さんの声が違う、声がちゃんと楽器になっている感じです
演奏もなんていうか、後ろから押し出してくるようなイメージで、全体が共鳴している感じがします
いいですね、Rx
最後に大阪の大人気メロコアバンド POT のAVENIRから『 EPIC 』
どいつもこいつも楽しそうに唄ってんな!
残念ながらライブ未視聴なんですけど、コレ絶対一緒に「YEAH!YEAH!」ってやりたくなりますよね
はい、ALO audio Rx Nickel Platingを加えて聴いてみると、3曲の中では最も大きな変化
一音一音が粒立って聴こえてきます 特にギター
印象的なイントロの部分が更に押し出されてきます
ベースも主張してきて やはり各パート全体が底上げされている感覚でした
ALO audio Rx Nickel Plating 導入まとめ
騒がしいお店の中での試聴ではなく、家でじっくり聴き比べるとなるほどヘッドホンアンプの導入には大きな意義がありました
アナログアンプによって、iPhone側のデジタルボリュームを最大にできるということも、歪みやらを減らす一因になったのかもしれないですが、高域が云々、解像感が云々というよりも、楽器やボーカルが出す音、1つ1つの質が上がったように感じました
ホワイトノイズがなくなったのも大きいですね
また聴き疲れを起こしていた大音量によるつらさも、細かいボリュームコントロールが可能になり解消しました
ちょっと持ち運びが不便になったのと、電源ON OFF時の「プフッ!」ていうポップノイズが大きいのが厄介なこと、USBコネクションキットの断線リスクが高まったことがマイナス面ではありますが、それを大きく超えて満足度は高いです
ALO audio Rx Nickel Plating 買って良かった!
さぁ、あとはミニミニケーブル探しかな!
※新型はALO audioオフィシャルのB級品でたまに安く出てるYO!
- アーティスト: チャットモンチー,橋本絵莉子,高橋久美子
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 2006/06/07
- メディア: CD
- クリック: 68回
- この商品を含むブログ (92件) を見る
オーディオクエスト USB スティックサイズ D/Aコンバーターaudioquest DragonFly Black
- 出版社/メーカー: オーディオクエスト
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
↓集大成