アイロン大好きな我が家のサブのアイロンが壊れてしましました
メインのイージプレシングは起動までに時間がかかるため、さっと朝に1枚だけアイロンをかけたい時に必要なサブアイロン
できるだけ気軽に使えるものに買い換えようということになりました
せっかくなのでイージプレシングとは大きく差別化できるもの、衣類スチーマーを導入することにしました
昨年のパナソニックCMのインパクトが凄まじく、衣類スチーマーの伸びは顕著
日立や東芝も参入して家電業界でも元気なカテゴリです
パナソニックのイメージが強いですが、古くはツインバードのヒット商品でもあるし、ティファールも長年販売している商品です
今回のアイロン選びでは下記2点から絞り込みました
- 衣類スチーマーとして、十分なスチーム量・水タンクを備えている
- 簡単なアイロンがけもできる
アイロンではティファールに絶大な信頼を寄せている私、
人気のアクセススチームはアイロンがけはできませんので選定外
新製品のトゥイニー ジェットスチームDV9000J0は軽くはなっているものの、かけ面の素材が劣るため、ディスコンになっている2in1 スチームアンドプレス 8630を選びました
結論:衣類スチーマーは洗濯ジワはとれないが折りジワたたみジワは取れる
さて、本ブログへ衣類スチーマーって実際どうなの?と検索から来られている方がほとんどかと思いますので、私の結論から書きます
衣類スチーマーは折りジワ・たたみジワはほぐせるが、洗濯ジワにはアイロンがけが別に必要
洗濯の際、衣類の繊維が水を吸い込むと結合していた分子がバラバラになり
バラバラになった分子は乾いた後に本と違った結合をしてしまうのが洗濯シワ
この状況で、
- スチーム(水蒸気)で分子が動ける状況をつくりだし
- それを熱して乾かして分子を元の位置に戻して固定する
これがアイロンがけをするということです
↓詳しくは過去記事参照
衣類スチーマーは「2」の熱して乾かすというアクションがほぼないので、ほぐした洗濯シワを固定するが難しいのです
衣類スチーマーはアイロンがけが如く、ピシッとシワが伸ばせるかというというと伸ばせません
ただこれは「洗濯シワ」の話で、たたみジワ・収納ジワ、既存のスチームアイロンがかけにくかった場所、フレンチスリーブとかプリーツスカートとか、カーテンとか
そこにできてしまったシワを「ほぐす」には非常に有効です
我が家は今回サブアイロンとして、アイロンがけもできるタイプのT-fal 2in1 スチームアンドプレス 8630を選びましたが
既存のアイロンが1台しかない環境、あるいは初回の購入で
全くアイロンがけができない、スチームを出すだけの衣類スチーマーだけを選ぶのは危険です(シャツなどをクリーニング屋さんに依存するならアリです)
では、我が家のサブアイロンとしてT-fal 2in1 スチームアンドプレス 8630は有用なのかレビューしていきます
レビュー ティファール T-fal 2in1 スチームアンドプレス 8630
本体と水差し、アタッチメントが付属しています
写真には写っていませんが、本体を入れるポーチもありました
このポーチはあまり大きくないので入れるのが面倒でした
続いて操作部など
実際にスチームが出るのは高温域だけで、低温にもできるのはアイロンがけをする時だけです
アイロンのかけ面と、スチーム孔
前述の通り、現行品のトゥイニー ジェットスチームはかけ面素材が安いので注意
こちらの方が滑りが良いです
背面の「足」みたいなものを使うと、干潟にいるムツゴロウみたいな状態でかけ面を浮かせることができます
が、起動中は熱くなるし結構危険
電気ケトルもそうですが、ティファールは安全性への配慮が今一つです
水タンクは外せます 容量は70mlと小さめ
またスチームの立ち上がりは70秒と遅いです パナソニックの衣類スチーマー NI-FS540は24秒なので、この辺は今一つです
アタッチメントを取り付けた様子
コートなんかはこれでやるのが良いです
スチーム当てると臭い取りも期待できますね
では実際に使ってみます
こんな感じで布に寄り添わせます
重量が835gと結構なもので、アイロンなら下に台があるのでちょっとの重さは平気ですが、宙に浮かせている本機は割と重みを感じました
コードは3mと長いので、取り回しは非常に良いです
続いて肝心のスチームに関して
スチーマーというくらいなので、蒸気がブワーーーっと出るイメージがあったのですが
「バシュッ!」と瞬間的なスチームを当てる感じです
結構な圧があって、シャツが後ろに吹っ飛びました
空いている方の手で衣類の下を抑えたほうが良いです
2in1 スチームアンドプレス 8630は普通のアイロンとしても使えるのがポイントなわけで、アイロン台をセッティングしてアイロンとして使ってみました
通常のアイロンと違い取っ手を掴んで動かす感覚を脳がアジャストするまで時間がかかりましたが、まぁ軽くかける程度には使えました
かけ面はスルスルとよく滑るので、5000円くらいの東芝とかパナソニックのコードレスアイロン使うよりはマシなんじゃないでしょうか
ただ私は熱量・スチーム・かけ面の面積など不利な点が多く、メインで使うとしたら厳しいかなと感じました
手袋型のアイロンミトンがあるとハンガーにかけながらアイロンがけもできるので良いかもしれません
加えて、使用後に付属の袋に入れるにはかけ面が熱くなりすぎていてクールダウンする際、どこに置こうか迷いました
アイロン台を早く片付けたいのに、収納方法に難ありという感じです
パナソニックの衣類スチーマーにはスタンドがあるので、そちらが良いかもしれませんね
結局衣類スチーマーってどうなの?
ガッツリとシワがついた綿100%のオックスフォードシャツ、これに衣類スチーマーでたっぷりスチームを当ててみました
向かって右がそのままのシワだらけ、左が衣類スチーマーでシワを伸ばした状態です
これまでの記事では結構辛辣なこと書きましたが、意外とシワが取れていると思いませんか?
この左側だけで2分くらいかかったけど
続いて、シワが残る右側をアイロン台に載せて本機でアイロンがけしました
サッとかけただけですが、スチームを当てただけよりシワが取れていますね
衣類スチーマーはアイロンがけをするための家電ではなく、アイロンがかけられない布製品の「シワをほぐす」のに適した家電です
もしもあなたがワイシャツやブラウスにアイロンがけをしたいのであれば、通常のスチームアイロンを選ぶべきです
2in1 スチームアンドプレス 8630の普通のアイロンがけができるタイプのアイロンもありますが、例えば同じT-falのアイロン アクアスピード5336 のバーティカルスチーム機能を使えばハンガーに変えた状態の衣類を本機よりもより広範囲にスチームを当てることができます
1台しかアイロンを保有しないのであればコード付きスチームアイロンを選びましょう
我が家のように2台目の需要としては当然「アリ」です
アイロンがけに困っていたフレンチスリーブだったり、コートだったりのケアに使えるし、出掛けにサッと手軽にアイロンをしたいというニーズに応えてくれます
またほとんどの洗濯をクリーニング屋さんに委託していて、アイロンがけするものは少量という場合にも良い選択肢だと思います
あなたの家事スタイルに合わせたピッタリのアイロン・スチーマー選びの参考になれば
ティファール(T-FAL) コードつき衣類スチーマーT-FAL トゥイニー ジェットスチーム DV9000J0
- 出版社/メーカー: ティファール
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ティファール 衣類スチーマー アクセススチーム コード付き DR8085J0
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ダイヤコーポレーション 耐熱 セラミックスアイロンミトン スタンダート 14x23x厚み3.5cm
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