メロコアキッズ羨望の苦労人バンド 名古屋の04 Limited Sazabysが主催の野外フェス、それが『YON FES』
新しい野外フェスがこんな形で芽吹くってスゴいですよね 実現力 スゴい
去年は参戦できなかったのですが、ライブ映像を後で観て割りとグッとくるものがありました
今年は休みの都合をどうにかつけで、4月1日(土)のみ参戦!というわけで
開催まで1ヶ月を切り、あわわあわわとしている毎日です
予習終わんない!ムキー!
というわけで、YON FES 2017 4月1日に登場するバンドの曲を1曲ずつ感想を述べるって話です
ASIAN KUNG-FU GENERATION
昨年はソルファの再録で、リライトこれじゃねぇ議論が吹き荒れたアジカン
私はアジカンがどストライク世代と若干ずれてるせいであんまり熱心に聴いた記憶がなかったのでこの機会に聴き込んでみました
(メガネはゴッチじゃなくて岸田繁派だったのです)
アジカンというと例の『ソルファ』から「ループ&ループ」もう13年も前ですってよ
割りと音自体はシンプルな4ピースバンド
邦楽ロックって売れ始めると急にあれこれ編曲で詰め込まれちゃったり、色んな楽器を追加していったりって感じになっちゃうことが多いのに、変わりながら変わらないバンドという印象 どんなステージになるのかな
BLUE ENCOUNT
Mステに出てから更に人気が出た気がするブルエンです
Vo.の田邉くんの泣き虫っぷりがフューチャーされるような面があるのですが、彼らのステージをみると本当に一生懸命音楽をやっているのがズギュンと伝わってきて応援したくなります 母性本能くすぐり系バンドですね
J-POPにありがちな光を探しちゃう唄とか唄っているかと思いきや、割りとハードコアな一面もあってとらえどころがない感じ
田邉くんがお布団好きなのがよく分かる「LIVER」 こういう曲はスゴい好きですね
もう一曲、NEW ALBUM『THE END』から「LAST HERO」
メジャーなバンドの売れる曲が持っている要素があちこちに散りばめられてて、みんなこれ聴いてライブ来て間奏のところで騒いでくださいみたな、計算されつくされている感じがしてちょっと苦手です(本当によくできているとは思う)
どんどん売れていくとはこういうことなんでしょう
coldrain
こちらも名古屋が産んだ世界に羽ばたく日本のラウドネス
なんかWBCに戻ってきた青木宣親選手のような感覚ですね
日本の夏フェスでひっぱりだこ、今回のYON FES 4月1日では唯一の5人体制バンド
もうワンオクと比べるのやめてあげてください
アルバム『VENA』から「Wrong」
なんつーか邦楽とか洋楽とかそういうのはおいておいて、みんな好きな曲聴けば良いと思います
EVERLONG
お恥ずかしながら、出演アーティストが発表されるまで存じ上げなかったのですが、とりあえずCD全部買いました
名古屋の若手成長株メロディックパンクという触れ込みだったので期待大!
で聴いてみたらなんか、これメロディックパンクか?という曲もちらほらあり、メロディックパンクって言うよりかつて流行った青春パンクに近いような
メロディックパンクとメロコアは近似値ですが、EVERLONGを無理やりジャンル分け(意味ないけど)するなら青春パンクにしたい!
声はHUSKING BEEの磯部さんにちょっと似ている気がします
クラウドファウンディング『POPダイバー』なんかは野外でみんなで踊ったら楽しいだろうなという曲で、お客さんの顔が見えてるバンドだなぁと思います
代表曲と思われるのは『ヨナギ』
サビの部分が繰り返しになっているところなんかは最近のヒット曲の法則よろしく耳に残ります
EVERLONGは1回聴いただけでもライブで楽しめそうなところが良いです
My Hair is Bad
2016年に売れまくって、BASEMENT TIMESとかでもめっちゃ取り上げられていましたね
個人的な嗜好でいうと、歌詞がクリープハイプの匂いがして超苦手
もういっそのこと鮪の刺身の唄とか工事現場の猫車の唄とか、そんな題材の意味のない歌詞にしてくれたらかなり好きなバンドになると思います
とくに2nd アルバム『woman's』
後半戦にむかってサブカル臭がものすごくしてくるんですよ
そういっても邦楽ロックなんて中央線沿線、阿佐ヶ谷あたりの線路脇の騒音がする安アパートで退廃的なセックスして生きているみたいな方が似合う気がするんで、そういった意味でMy Hair is Badは実に邦楽的な価値あるバンドだなと思っています(新潟出身バンドだけど)
そんなマイヘアといえばやっぱり「真赤」
SUPER BEAVER
個人的に昨今の「THE 邦楽ロック」といえばマイヘアではなく、SUPER BEAVER です
もう邦楽ロックとはかくあるべきというか、ちゃんとした邦楽ロックしていたらNARUTOのオープニングテーマ曲に使われるぞ!みたいな
ロキノンジャパン好きな大学生とか絶対好きだよな!ってバンド
メジャー落ちしてからの方が活躍している気がするSUPER BEAVER
アジカンと一緒にソラニンとか演奏ってくれたら感動しそう
アルバム『27』から「青い春」
『27』すごく良いアルバムで、1曲めの「27」から最終13曲目の「素晴らしい世界」までノンストップで聴きたくなります
「秘密」がいちばん好きですが、「青い春」ってタイトルが素敵なのでこちらを紹介
松本大洋の「青い春」がモチーフかしら
映画「青い春」がめっちゃ好きで、あの時スチールは黒田洋一さんが撮ってるんだけどビジュアルブックとか呆れるほどカッコイイので、是非見てほしいです
SHANK
きました!SHANK!
メロコア大好きマンの私にとって、もっともかっちょいい邦楽メロコア三十路バンド SHANK
日本の伝統的なメロコアスタイル Vo.Bass のスリーピースバンドです
ともかくどのCD買ってもめっちゃかっこいいから老若男女問わず聴いておくれ
発売されて間もない4年ぶりのニューアルバム 「Honesty」から『Life is ...』
これを聴いて痺れない男子がいるだろうか、いやいない
SHANK / "Life is..." Music Video
アルバム1枚20分で終わる疾走感
いや、ホントにSHANK、みんな聴いておくれ
今回のYON FES 1番楽しみにしているバンドです(ワンマンのチケット買い忘れてた)
The BONEZ
RIZEのJESSEとNAKAの新バンド (JESSEはCharの息子だよ)
Dragon Ashとかが日本で「ミクスチャー」みたいな言葉を定着させてくれたのは18年くらい前、JESSEもまだこうやって音楽やってんだなーと思うと感慨深いもんです
温泉とかプールとか入れなくてかわいそう
アルバム一通り聴くと、まぁ色んな曲調で演奏できてスゴい
色んなジャンルの要素が混じったミクスチャーじゃなくて、色んなジャンルで演奏するのがThe BONEZなのかなぁという感じです
そんあThe BONEZからはアルバム『Beginning』から「Place of Fire」
MVもかっちょいいし、ステージのパフォーマンスにも期待大!
はやくステージで観たいです
四星球
いつも高松の夏フェスMONSTER baSHにいるの四星球(スーシンチュウ)
とりあえずブリーフ、このバンドはブリーフだと思っておけば問題ありません
とにかくステージを観た後、ブリーフばかり頭にちらつきます
音楽ナタリーのTwitterとかフォローしていると1週間に1回くらい四星球のブリーフがTLに現れます
つまりブリーフです
忘れらんねえよ
下品版 THE イナズマ戦隊ですね
昔イナ戦の上弥がめっちゃ好きだった、忘れらんねえよも好きになれるかな なれないかな
私、下ネタめっちゃ嫌いなので、フェスのテンション下がんないかが本当に心配です
イナ戦がフェスにくると観客の心をガッチリ掴んで大盛り上がりするっていうシーンを何度か目の当たりにしているので、忘れらんねえよもそんなステージだと良いなと願っています
昔よくカラオケでイナ戦の「応援歌」を歌って、まわりにドン引きされてました
イナ戦はいいぞ(忘れらんねえよの話はもう良いらしい)
04 Limited Sazabys
トリはもちろんフォーリミですね
アイドルバンドじゃないぞ!
キャッチーにも程がある 日本のメロコア界を表に引っ張りだしてくれた素晴らしいバンドです 超売れているけど、もっと売れていいぞ
いつもライブに行くと周りの観客が一回りくらい年下なので、そろそろ大人席を用意して欲しい今日このごろ
ライブからお家に返っても、フォーリミのMCごっこをして楽しめます(GENくんのMCでの喋り方が特徴的なのです)
フォーリミからは「nem…」を紹介
初めて聴いた時「チャイニーズ 工場 量産 12秒で 喰らい」ってところが、中村一義の「スヌーピー好きが 重タール漬けガイでもいい」に近いものを感じて、グッと引き込まれました
フォーリミでどの曲好き?って訊かれると「nem…」って即答するんですが、毎度「?」って顔されるのが心外です
4月2日にもめちゃめっちゃ良いバンドが揃っているのですが、仕事の都合でいけなくて残念!というか4月2日仕事大丈夫か?
こんな密度の濃いフェスが春先に楽しめるなんて!ありがとう04 Limited Sazabys!
しっかり予習をして望みたいと思う3月の日曜日(絶対間に合わない)
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