個人的に買わない方がいい家電ベスト3に選んでいるのが、ふとんクリーナーのレイコップ
ふとん掃除機自体はいらない家電だとは思っている一方で、ふとんを掃除するという新しい家事を発生させた功績はデカいと思っています
レイコップを含め、多くのふとん掃除機・ふとんクリーナーはせっかく新しいジャンルの家電を生み出したにもかかわらず、残念なことにお互いの機種の悪い所のアピール合戦を繰り広げてしまいました
やれ重くて動かせないだ、やれUVライトは意味がないだ、やれ温風が奥まで届かないだ(まぁ具体的にはダイソンが悪いんですけどね)
お互いのディスり合いの結果、ブームは去ってしましましたがお陰様で審美眼が養われたので、ふとん掃除をどうすればいいかはわかってきました
おふとん大好き、生まれ変わったら掛け布団になりたいと思っている私、おふとん環境は整えるために、レイコップなくしてキチンとお布団掃除をするための方法を紹介します!
先ず、ふとん乾燥機を買う 使う
前提としてふとん乾燥機は必ず使う ふとん乾燥機がないと始まりません
ふとん乾燥機を導入することで、ふとんを干すという重労働から開放されます
また天日干しという天候に左右されたり、外気や排気ガスや花粉にさらされたりというリスクから抜け出すことができます
もし持ってなければ今すぐ導入しましょう!最近流行りのマットレスのタイプじゃなくていいと思います(※マットレスタイプは就寝前の「あたため」に使いたい方は導入すると良いと思います)
ちなみに我が家はこの安いTESCOM ふとん乾燥機 TFD96 を使ってますが、必要十分です
ふとん乾燥機で、50℃以上 30分くらい布団を温めればダニ退治がかなりできます
温風でダニを引き剥がすとか、UVでダニをどうのこうのという論争をこれでシャットアウトできます!
続いて、吸う ダニの死骸もホコリも吸う
ふとん乾燥機でダニ退治をしたあとは吸う!そう吸います
ここで掃除機の登場とあいなりますが、そもそも「普通の掃除機ではふとんの布を吸い込んでしまって、掃除機がかけられない」という問題があり、このソリューションのためにふとん掃除機が産まれたわけです
布を吸い込み過ぎなければいいだけなら、ふとん掃除用のヘッドを買えばいいじゃないというのが私の結論です
前置きが長くなりましたが、今回は1月に発売されたばかりのふとん掃除用の掃除ヘッド 『スゥターン』を手に入れたので、レビューしていきます!
山善 掃除機ヘッド 『スゥターン』 Y-76572 開封レビュー
先ずは外観から こんな感じです けっこうでかい
箱の裏が取説代わりです
開封すると、中身はこんな感じです
本体と色んなメーカーの掃除機に取り付けるためのアタッチメントです
とくにストッパーなどがついていないので、押し込むだけです
非常にプラスチッキーで、やっすい掃除機のヘッドって感じの質感
裏面はこんな感じです
この吸込口の「羽根」の角度を色々買えられるのがスゥターンの特徴です
ふとんだけでなく、カーペットやソファー、カーテンなんかにも使えます
ようするに普通の掃除機のヘッドで吸い込むと、吸い込みすぎてしまうので
吸いにくくするヘッドに交換して、抑制された風量でなんとか吸い込もうというのがふとん掃除機ヘッドの基本的な考え方ですね
(※日立の電動ふとん吸口 G-DF5 なんかはレイコップよりの思想のヘッドです)
山善 掃除機ヘッド 『スゥターン』 Y-76572 実際に使ってみました
さて、スゥターンを使ってみました
今回掃除機はSHARPのキャニスター型なんちゃってサイクロンのEC-QX310を使っています
「強」モードにしてみて手を近づけてみると、吸い込んでいるのはもちろん分かるのですが「吸い付く」っていうのが全くないです
そのままふとんを滑らせてみると、全くひっかかりなくスイスイ進みました
その一方で初見でも使いにくかった点として
- とにかくヘッドが外れる
- アタッチメントが外れる
- 角度が途中でグイグイ変わる
一緒に試していた家人は速攻で「ナニコレ!使えない!ムキー!」と言ってソファーで漫画を読み始めてしまいました…
とりあえずどうしようもないので、接続部付近をシッカリ握っておふとん掃除を継続しました…
加えて気になったのは、この長い吸込口全部ちゃんと吸い込んでいるのかな?という点
根元部分は吸い込み風量を感じるのですが、先端部分は風を殆ど感じませんでした
この辺は掃除機の吸込仕事率に依ってくるのかもしれません 紙パック式とかの方がいいかも
【以下 ゴミの画像です 閲覧注意】
掛け布団2枚、敷パッド2枚、ぬいぐるみ10匹にスゥターンで往復掃除をした結果のゴミです
だいたい掃除時間は10分くらいかな
ジャパネットたかたでレイコップの宣伝とかやる時とかに、
「すごーい!こんな取れるんですかー!?とかこの細かい白いのがダニの死骸ですかー!?」
とかいうリアクションをやると思いますが、だいたいスゥターン使って普通のキャニスター掃除機でかけるだけで、この程度は集塵するわけです
2,000円以下で買えるこのヘッドでもふとん掃除は十分できるという結果かなと思います
ふとん掃除にふとん専用クリーナーはいらない
ふとん掃除そのものはやった方がいいと思うけれど、わざわざ3万も4万も出してふとん専用クリーナーを買う必要はそこまでないと考えます
しっかりとふとん乾燥機でダニ対策をして、
今回つかった山善 掃除機ヘッド 『スゥターン』 Y-76572 じゃなくても、国産の大手メーカーふとん掃除機用のヘッドを作っているし、キャニスター型のフラッグシップモデルを買えばだいたいオプションのヘッドが付属してくるので、それを使えばふとん掃除はできるのではないでしょうか
我が家ではちょっと使いにくいけど、日々のおふとんケアとしてスゥターンをたまに使っていこうと思います
↓こっちの方が安いっぽい
以下、スゥターンで掃除されるガジュマルさん
迫りくるスゥターン
さわさわさわ…
お腹も!お腹も!
スヤァ…zzz
↓我が家のふとん掃除機型、アカシュモクザメ