ASUSが開くファンの集い「 Zen Tour 大感謝祭 in TOKYO」に当選したので、
1月20日によっこらしょと秋葉原まで出かけてきました
ネットで簡単に情報が取得できる昨今ですが、直接メーカーさんとコミュニケーションできる場でファンづくりをしてくれるっていうのは良いことですね
で、参加するとZenfoneあげるよ!という甘言にホイホイのった私、
このブログ、家電とか写真とか音楽とかなんで、こう「ガジェット!」って感じじゃないのに選んでもらったおかげで場違い感が半端なかったですが、せっかくの機会なので3つのポイントに絞ってZenfoneどうなの?というのを体感してきました!
今回はZenfone ってどうよ?SIMフリースマホとってどうよ?をあわせて書いていきますよ
↑マスコットの禅太郎
SIMフリースマホが売れている訳
SIMフリースマホはスマホ全体の2割も売れている
大手の量販店を除いても、SIMフリースマホのコーナーがかなり大きくなってきたのをひしひしと感じます
ヨドバシなんて入り口入ってすぐFREETELですもんね
長い間キャリアの寡占状態になっている携帯&スマホ販売をもっと色んな業者にやらせようと総務省様がヘンテコな指示をしまくった結果ってのもあるのかもしれませんけど
今やおおよそ業界の2割がSIMフリースマホになってきているそうです(BCN調べ)
よく10万円の炊飯器は高すぎる!とかイヤホンに5万円も出すのバカみたい!
とか人の価値基準を考慮しないでズカズカと踏み込んだ発言をする方がおりますが、2年に1回10万円のスマホ買っている世の中の方がちょっと異常だと思いませんか?
さらに高額な携帯料金の支払いも加わって、辟易してきたユーザーがちょっとずつ「おかしいぞ?」と気づいた結果、SIMフリースマホが増えてきているのだと思います
私は現在 MVNOと合わせて3キャリア4回線引いてますけど、月々の支払いは6,000円くらいで済んでいます
端末価格も4台合わせても一括1万円くらいで買ってきたので、値段だけで考えれば結構お得に購入できていると思っているので、価格面でSIMフリースマホにこだわる必要はなかったのですが、先の総務省様の指示のおかげで今はそうも言っていられなくなってきたなぁという所です
もはやフラッグシップはいらない?
そんなSIMフリースマホが伸びてきた世の中、日本においてのSIMフリースマホはトップシェアがASUSで、次がHuawei、その後にFREETELって感じです
世界だとHuawei → OPPO → Vivo → Xiaomi → TCL → ZTE って感じでしょうか
ASUSもZenfone2が出た時に「性能怪獣」として、圧倒的なスペックなのに低価格というビックリ端末で一気にブレイクしましたが、これはその後Xiaomiがそうであったように、日進月歩で次々と追い越し追い抜かれる状況です
メモリ6GBとか、バッテリーが超すごいとかもう、何がなんだかもう…
SIMフリースマホを「格安スマホ」っていう表現している(せざるをえない)販売店も多いですが、そんなわけないだろ!ということでシッカリ区別して欲しいですね
私のAndoroidデビュー時は、熱暴走やら再起動ループやらでえらい苦労しましたし、直近ではスナドラ810の発熱問題やなんかで揉めましたが、一昔前と違い今のスマホはどれを買ってもそんなに外れはなくなってきていると思います(爆発さえしなければ)
前の日本みたいに出るスマホ全部がフラッグシップモデルっていうことはなくなりました
みんながみんなフラッグシップモデルを選ぶ時代ではなくて、3万円の炊飯器を選ぶ人もいれば、1万円の炊飯器を選ぶ人もいるのと同じようになってきたのかなと
Zenfoneタッチ&トライしました!
で、前置きが長くなりましたが、Zenfoneを触ってきました!
ASUSのZenシリーズのラインナップは
先日のCESで発表された Zenfone ARがカメラ特化型のフラッグシップ
同じく、Zenfone3 Zoomもカメラ特化型
Zenfone3 Deluxeの5.7インチがメインのフラッグシップ
Zenfone3 Ultlaがキワモノ
Zenfone3 が中間
Zenfone Maxが普及機といった感じでしょうか
Lazerとかもあるしちょっと種類多すぎな感じですね
Zenfone AR とZenfone3 Zoomは残念ながら未発売のためタッチ&トライできませんでしたが、今回いろいろペタペタ触って、気になったのは2つの端末
先ずは発売している中では最も高性能な Zenfone3 Deluxe
質感がものすごいよくてビックリしました! ピッカピカ
スナドラ821と6GBメモリを積んだモデルで、日本でもあっという間に予約中に生産中止みたいになったのを覚えています
ちょっと値段は張りますが、キャリアのむやみに高価な機種を分割払いで買うくらいならコッチを選びたくなりますね
ASUS SIMフリースマートフォン ZenFone 3 Deluxe ゴールド ZS570KL-GD256S6
- 出版社/メーカー: Asus
- メディア: エレクトロニクス
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それから Zenfone 3 Ultla
写真の隣に置いているのは、私のSONY Xperia Z Ultraなんですが
もうサイズ感も重さも厚さもソックリ!
(2013年に発売されたZ Ultra と同じっていうのもどうかと思うんですが)これでZenfone 3 Ultraが防水だったら間違いなく買い替えるユーザー続出かと!(お風呂で電子書籍読みたいんです)
どちらの機種も「Android端末もこんなにサクサク動くんですね」みたいなAppleユーザーからの上から目線発言がガンガン飛び出してきそうな(飛び出しました)使い心地でした
Zenfone ってどうよ?SIMフリースマホを選ぶにあたって
今回のプレゼンテーションでも、色んな機能の紹介がありました
例えばカメラの機能なんかもフォーカス(カメラだけに)されがちなワードですね
ですが、ユーザー目線で見ると、みんなSONYのCMOS積んでいるので、あとはレンズの良し悪しと映像エンジンの処理具合なんですが、エンドユーザーはデフォルトのカメラアプリなんか使わずにゴリゴリ加工していたりするわけですから、その価値訴求は難しいと思います
もはやハイスペック戦争は終わりに向かっているので、そういうのはフラッグシップモデルだけにして
「おおよそ中身はXperia XZと同じで、防水とNFCがない分 3万円くらい安いです」とか
「3倍ズームがついているので、旅行によく行かれる方におすすめです」とか
「6.8インチの大画面でで読書される方にぴったりです」とか
そんな風にユーザーの利用シーンを指定して、訴求すると自分の欲しい要素の価値が「いくら」なのかを比べられると思います
Zenfone含めて今のスマホは「何ができるのか?」「何が豊かになるのか?」がわかりにくいのが難点です
auのDIGNO rafre が「洗えるスマホ」としてスマッシュヒットしたのは、きちんと価値が示されていたからですね
私もスマホゴシゴシ洗いたい
Zenfoneもラインナップがこれだけ多いのですから、「何ができる」「できない」をしっかり分類してあげて、自分の今持っているスマホで必要だった機能・要らなかった機能・次のスマホには欲しい機能みたいなのをしっかり洗い出していけば、ユーザーの端末探しの手助けになるんじゃないかなと思います
そうやって価値判断して自分に当てはめた場合に、
Zenfone 3 Deluxe と Zenfone 3 Ultraはちょっと欲しくなりました
XiaomiとかMeizuとかもっとハイスペック&ハイコスパ!みたいなスマホはあるけれども、
日本の「禅」からきたものづくりの姿勢と、よくみたら結構尖った特徴の機種を作っていることを考えたら、なんかZenfone「アリ」ですね
むむむ…Zen Tourの目的にまんまとハマった感じです…くやしい
この2機種ではありませんが、太っ腹なASUSさんによって参加者にはZenfone 3が配られましたので
次回はiPhoneと比較なんかしていく予定です
↓抽選会で当たった日本未発売らしいポータブルHDD
容量小さいんですけど、これがまた質感が良くて嬉しいおみやげ