GAJUMARU

ちゃんとした家電のレビューとオーディオと邦楽インディーズバンドと写真

2022年 邦楽 私のベストヒット 28曲

今年もバンドマンは良い曲を作りまくっていて耳が足りませんでした。

 

 

ライブハウス行って。

良い曲に出会えたらCDや配信で曲買って。

ちょっと良いイヤホンやヘッドホンやスピーカー使って。

 

そうやって過ごした日々を思い返すと2022年も良い年でした。

 

今年よく聴いた曲の中から28曲。

 

The Over Sensation 『dogs - EP』オルタネーション

滋賀県発4ピースバンド。

「こぼれおちる」のところ、めっちゃシンガロングしたい。

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Apes『Catchall』LOSER

東京発4ピース。

以前のデモ版より確かな進化。やはり大人の力は必要。

 

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リュックと添い寝ごはん『四季』アップルパイ

なんともう5周年だって。

4人になったリュクソの新譜から。

 

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Hammer Head Shark『Blurred Summer』Blurred Summer

2DKの3ピース。

今年もたくさん聴いた。

 

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Laura day romance『Awesome.ep』maintainance

早稲田出身4ピース。

仕事しながらよく聴いた曲。

 

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w.o.d.『感情』イカロス

兵庫発3ピース。

日本人が好きなやつ。

 

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ズーカラデル『JUMP ROPE FREAKS』ローリア

札幌発3ピース。

こうた君はいつ見てもかわいい。

 

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puleflor『Fragment』Fragment

群馬発3ピース。

ライブハウスでの佇まいが良い。

 

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羊文学『our hope』ワンダー

もう日本の至宝でしょ。

 

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downt『SAKANA e.p.』シー・ユー・アゲイン

東京発3ピース。

3人の見た目のバランスがおかしいけど、本当に曲が良い。

物販で話しかけたらすごい良い人だった。

 

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MoritaSaki In The Pool『This Is A Portrait Of MoritaSaki. - EP』Ivy In NavySkirt

京都?大阪?4ピース。

こういうバンドが本当に好き。

 

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adieu『adieu 3』ひかりのはなし

上白石萌歌さんの3枚目。

FINLANDS塩入冬湖提供曲もこれで3曲目。

 

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FINLANDS 『ピース』ピース

無事お子さんを産んでライブハウス復帰。

観客の手拍子のテンポ早すぎて自分で叩いていて笑っちゃった。

 

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Subway Daydream『The Wagon』The Wagon  

大阪発4ピース。

SubwayDaydream聴いてると清い人間になれる気がする。

 

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Clematis『ブループリント』いともたやすく

埼玉発4ピース。

ほんのり97年組の匂いがして大好き。

 

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04 Limited Sazabys『Harvest』Galapagos II

1000円CDという意欲作。絶対このドラム叩きたくない。

MVがM-1のウェストランドのネタみたいじゃない?

 

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浪漫革命『NEW ISLAND ROMANCE』楽しい夜ふかし

同志社から生まれた5ピース。

まさに生活に溶け込む曲。

 

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エスキベル『Yellow』Yellow

東京発4ピース。

スーパーカーのイントロライクで好き。

 

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ゆうさり『由来』月

ループマシン的なものを使って独特なステージを作るゆうさり。

何故か胸が熱くなるんだよな。

 

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LIFE CROWNS『wet』wet

東京発3ピース。

ポップさを含んだシューゲっぽくてだいぶ好き。

 

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LIGHTERS『rainy』rainy

二人のLIGHTERS最期の曲。

もう美しさすらあるよ。

 

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carrot boy『Seven』Seven

LIGHTERSのナガサワルミのソロ名義。

演りたいことがパキッと違って、こっちも良い。

 

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7th Jet Balloon『I Use A Wooden Bat When I Play Baseball』Snowing Day

長野発2ピース(2ピース!?)略称ブンジェバ。

かっこよすぎてめちゃくちゃ聴いてる。

 

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tricot『上出来』いない

割と普通に仕事中に流してるんだけど、異常かもしれない。

ぼっち・ざ・ろっく!の結束バンドの曲もtricotが書いてたよ。

 

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木村カエラ『MAGNETIC』MAGNETIC

常に今が全盛期だ。

THE FIRST TAKEにbutterflyとMAGNETICが公開されたあと、

CIRCLE会員じゃない人たちがすごい褒めててめっちゃ嬉しかった。

 

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See You Smile『Do It』Do It

東京発5ピース。

作る曲作る曲全部最高。

通勤中に聴くならSee You Smileの右に出るバンドはいない。

 

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Summer Whales『Driveway』Driveway

京都発2ピース。

またすごいのが出てきた。

今年たぶん一番聴いた曲。

 

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Sisters In The Velvet『Bottles』Bottles

東京発3ピース。

もうため息が出るほど美しい。

音楽を浴びるとはこのこと。

 

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M.T.P.『THE M.T.P WORKS』Blue & Green

中村一義とお友達の佐々木あきひとが中高生のときにやっていたテクノバンドの楽曲がクラウドファンディング限定でリリース。

MVの撮影にも参加してきて、中村くんと会話できて感無量。

 

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<過去のベストヒット記事>

 

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特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

【レビュー】ライブ用耳栓 AZLA BREATHING EARPLUGS POM1000 を他のライブ用耳栓と比較する

 

年間約30回ほどライブハウスへ通います。

ライブハウスやフェス会場では爆音が鳴り響いていて、それが最高の魅力なわけですが、当然そんな轟音にさらされると回復できないダメージを耳に与える可能性が大きいです。アーティストの突発性難聴のニュースや「ライブ難聴」という言葉が一般的になりライブ用耳栓はなくてはならないアイテムということが浸透してきたと感じます。

 

私がライブ用耳栓を使い始めた5年前に比べるとライブ用耳栓の種類も増えてきました。

今回イヤホンやイヤーピースでおなじみのAZLAから新製品BREATHING EARPLUGS POM1000が出たので早速買ってライブハウスで使ってみました。

私が所有する他の5種のライブ用耳栓とAZLA BREATHING EARPLUGS POM1000を比較していきます。どのライブ用耳栓を買うのが良いかの一助になれば嬉しいです。

 

ライブ用耳栓に必要な役割

ライブ用耳栓に求められている役割はズバリ

「音質の低下を最低限に抑えながら、耳にダメージを与えるレベルの音量を下げる」ことです。

 

特に家庭では到底鳴らし得ない「低音」がライブの大きな魅力です。

しかしライブ用耳栓を使うとこの低音がいくらかカットされます。

ポップス歌手の歌声だけ聴きたいなら別にそれでもいいかもしれませんが、ライブハウスにはCDやストリーミング再生では得られないたくさんの音が鳴っています。

それらを楽しむために、音質の損失を最小限にできるライブ用耳栓がオススメです。

 

音質の損失を最小限にするライブ用耳栓とは、

「自分で音量の減少をコントロールできるライブ用耳栓」のことです。

具体的にはライブ用耳栓をどこまで耳に挿し込むかを調整できればこれが果たせます。

浅く差し込めば音量の減少と音質の損失は少なく、深く差し込み耳と耳栓を密着させれば音量は大きく下がり、聞こえない音が多くなります。

 

さてAZLA POM1000はこれらが満たされたライブ用耳栓かレビューしていきます

 

レビュー ライブ用耳栓 AZLA BREATHING EARPLUGS POM1000 

先ずはAZLA POM1000の付属品からチェックしていきます。

付属品の豊富さがAZLA POM1000の魅力。

イヤープラグ本体、携帯用ケース、保管用ポーチ、イヤープラグストラップ、

体温によって柔らかくなる素材の傑作イヤーピース SednaEarfit XELASTEC のSS MS MLの3サイズが1ペアずつ、

サラッとした素材で長時間利用で疲れにくいイヤーピース SednaEarfit max のS M Lサイズが1ペアずつ(Mサイズは最初からイヤープラグについています)

 

AZLAのイヤーピースは昨今の値上げでそこらの低価格イヤホンよりも高価で、それらが6ペアも入っているせいでAZLA POM1000も約6000円と非常に高価格なライブ用耳栓です。

 

カラーはブラックとガンメタリックの2種類、私はブラックを選びました。

 

背面のロゴ部周囲に見えにくいのですが、音量調整のバーが付いています。

AZLA曰く「離圧による圧力防止機能 エアホール」です。

イヤープラグを捻るとこのバーが動き、12時の位置がMODE1、6時の位置がMODE2です。

MODE1が「騒音の完全に遮断する密閉モード」

MODE2が「エアホールによる空気循環を可能にするオープンモード」

ライブ用としてはMODE2ですね。

 

※耳にイヤープラグを挿したままプラグを捻るのは耳に直接ダメージがいくので絶対にやめましょう。

 

正面から見たところとイヤーピースを外したところです。

カナル式イヤホンとほぼ同じ見た目です。

多くの他社製イヤーピースも装着可能です。

 

イヤープラグ本体はアルミ製で、他のライブ用耳栓がシリコンやスポンジなのに比べて重量があります。

 

 

ストラップを取り付けたところ。

 

ライブ用耳栓にストラップは絶対必要です。

というのもライブ用耳栓は最初から最後まで突っ込んでいるわけではなくて、例えばMCの時に外したり穏やかな曲調の時に緩めたり、ヘッドバンキングで外れたり、モッシュで吹っ飛んだり、野外フェスの移動中に外したりと結構頻繁に動かします。

 

ただ、紛失対策にはストラップだけでなく、シャツクリップが必要で

Fitearのライブ用耳栓には付属しているのですがAZLA POM1000には付属していないのが残念です。別売り品を用意しましょう。

 

ちなみにストラップを取り付けた状態で携帯用ケースに入りません。

お馬鹿なの?

 

AZLA POM1000 の遮音性 音質低下はどのくらいか

AZLA POM1000をMODE2 オープンモードで実際にライブハウスで使ってみました。

 

結論から言うと、

付属のAZLA のイヤーピースを使用している限り、アルミ製の重い本体を脱落せずにキープするにはある程度耳の奥までイヤーピースを差し込む必要があり、結果として密閉度が高くなり多くの音域を損ないました。

今、手元にカナル式のイヤホンがあるのならばそれを耳に挿した状態でスピーカーから出る音を聞いてみてください。大差ないです。

 

耳の形状は人それぞれ違うので、私の感覚が一般化できるわけではない前提で、

AZLAのイヤーピースはイヤホンで音楽を楽しむためには傑作ですが、ライブ用耳栓に使うには最良とは言えないようです。

 

ライブ用耳栓の老舗のCRESCENDO や THUNDERPLUGS は3段フランジタイプのイヤーピース(正確にはイヤーピースではなくて本体そのものですが)を使っています。

「遮音性をコントロールする」という目的で3段フランジタイプのイヤーピースがライブ用耳栓には最も優れた性能を発揮します。

 

市販ではEtymotic ER38-15SMが3段タイプ、Spinfit CP240や Acoustune AET06など2段タイプを取り付けるとAZLA POMでも脱落せずに遮音性をコントロール可能です。

実際にSpinfitCP240をつけてみましたが、本体が重いのが致命的で浅く装着するのはやっぱり難しかったです。

そしてわざわざそれを用意してまでAZLA POM1000をライブ用耳栓として使う意味はないかもしれません。

 

 

ライブ用耳栓 比較 どのライブ用耳栓が優れているか

私はこれまで6種類のライブ用耳栓をライブハウスで使用してきたので、どのライブ用耳栓が音質の損失を最小限に音量を必要分だけ下げられるか、また紛失対策など含め使いやすいかを比較します。

 

 

私が実際に使ってみてライブ用耳栓として優れていると感じた順番です。

  1. ETYMOTIC RESEARCH ER20XS
  2. CRESCENDO Music
  3. Safe Ears THUNDERPLUGS
  4. FitEar イヤープラグ
  5. AZLA POM1000
  6. クリオネ

 

ETYMOTIC RESEARCH ER20XS

最も多く使っているのがエティモのライブ用耳栓です。

シャツクリップが付いていないのだけがマイナスポイントですが、それ以外はベストです。ライブ用耳栓を買うならこれをおすすめします。

 

 

CRESCENDO Music

タワレコなどでも購入できる定番品。

ストラップがないのが残念ですが、軽く装着しやすく浅くつけても落ちにくいので遮音性をコントロールに長けています。

2サイズ付属しているので友人とシェアしてもいいですね。

 

 

Safe Ears THUNDERPLUGS

CRESCENDOと似ていますが、こちらのほうが遮音性が高く、よって音質の損傷はこちらの方が大きいです。好みの問題なので低音あまり好きじゃない人はこちらがいいかも。

 

 

FitEar イヤープラグ

以前の記事でボロクソに書いたのですが、今は改良された2代目が販売されています。(2代目も買いました)

ストラップやクリップは最高ですが、耳に接着するのがスポンジのため保持や遮音性コントロールがしにくいです。

CRESCENDOなどよりも遮音性は低いので、耳の形状が合う人には良いものになるかもしれません。

 

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レビュー ライブ難聴対策 ライブ用耳栓 FitEarライブ専用イヤープラグはおすすめできない - GAJUMARU

 

 

AZLA POM1000

本記事記載の通り、他のライブ用耳栓の倍以上の価格にしては優れたところがあるとは思えません。すでに手持ちに3段フランジタイプのイヤーピースを持っていて、AZLAのイヤピースをイヤホン用に使いたい人は買ってもいいかも。

 

 

クリオネ

安く売っていることが多いので、お試ししてみたいくらいの動機で。

職場で使っています。

 

<ライブ用耳栓関係の過去記事>

まさかライブ難聴? 耳鼻科で検査して、もう一度ライブ用耳栓について考えた話 - GAJUMARU

レビュー ライブ用耳栓比較 イヤープロテクター CRESCENDO MusicとSafe Ears THUNDERPLUGS ライブ難聴対策に - GAJUMARU

レビュー ライブ難聴対策 ライブ用耳栓 FitEarライブ専用イヤープラグはおすすめできな

 

 

 

私の平成30曲

関ジャムでやってた若手が選ぶ平成の邦楽30曲

若手じゃないけど、改めて振り返って自分のプレイリスト作ってみました

 

もっとこれもあったなこれも入れたいなが溢れたけどこんな感じ(順不同)

 

中村一義 「永遠なるもの」
くるり「東京」
NUMBER GIRL「透明少女」
スーパーカー「Lucky」
真心ブラザーズ「ENDRESS SUMMER NUDE」
BLANKEY JET CITY「小さな恋のメロディ」
BUMP OF CHICKEN「LAMP」
MONGOL800「あなたに」
Hi-STANDARD「STAY GOLD」
GRAPEVINE「光について」
クラムボン「サラウンド」
チャットモンチー「恋愛スピリッツ」
小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」
木村カエラ「What ever looking for?」
Hawaiian6「Magic」
東京事変「閃光少女」
斉藤和義「歌うたいのバラッド」
plenty「ボクのために歌う吟」
きのこ帝国「海と花束」
グッドモーニングアメリカ「餞の詩」
フレデリック「オドループ」
OVER ARM THROW「Thanks」
SHANK「Honesty」
AIRFLIP「Brand New Day」
rem time rem time「いつか」
FINLANDS「リピート」
necozeneco「ハテノハテ」
ニアフレンズ「エバーユース」
Suspended4th「ストラトキャスターシーサイド」
KOTORI✕FOMARE「Youth」

 

やっぱり働きすぎていた時期がすぽっと抜けていて悲しい

空白の8年間くらいに良質な音楽があったに違いない…

 

ともあれ全部棺桶まで持っていきたい

 

令和もたくさん音楽浴びてるから、もっともっとたくさん棺桶へ

 

 

ヘッドフォン祭 mini 2022年春に行ってきました

コロナ禍で中止を余儀なくされていたオーディオイベントが再開されました、

2年半ぶりのヘッドフォン祭です。

 

 

今回は事前に応募した800名限定で、会場の中野サンプラザも14階がワクチン接種会場になっているのでスペースも小さめ。

finalやfitearは整理券で時間別試聴を管理していたので長蛇の列はありませんでした。これは良い取り組み。

我々聴き手もブースの出展者もみんな嬉しそうな顔で参加しているようでした。良かったよかった。

 

2年半の間に、感想文の書き方も忘れてしまいましたが

会場で短期間視聴した内容をまとめておきます。

持ち込んだDAPはLotoo PAW6000 です。

試聴曲はこんな感じ。

 

では感想まとめスタート。

 

 

時間がゆっくり流れるタイプなのでドンピシャの楽曲に合わせると他に換えられない良いイヤホンだなと感じました。

 

 

MEZEのオールマイティ感があんまりなかったような。

 

 

他にも64audioは色々聴きました。やっぱり聴き疲れが少ないのが強み。

 

 

久々に衝撃的なイヤホン。

色々機材整理して買おうかなと本気で考え中。

ハイハットの鳴り方だけがちょっと気になったけど。

 

 

ヘッドフォン祭なのにヘッドフォン全然試聴しなかった…

 

 

ポータブルオーディオファンはみんなANDROMEDAの幻影に囚われている。

 

 

うーん… 

 

 

美少女イラストポストカードもらいました。

 

 

16BAも聴いてみたかった。COSMOシリーズは良いイヤホンなので期待。

 

 

NUARLはNX1が結構いい音しているのでオーディオマニアにももっと騒がれてほしいですね。

 

 

briseはいつも楽しい。

 

 

JerbraのブースELITTE 85Tの試聴させてもらったときにペアリングしようとDAP出したら、営業の方に「今日たくさんそういうの見たんですけど、それ何なんですか?」と訊かれて笑っちゃいました。

 

オーディオプレーヤーもレガシーなアイテムになってしまいましたが、こうやってとっかえひっかえしてああだこうだ言うの楽しいなと改めて感じました。

せっかく盛り上がりを見せていたポータブルオーディオ界隈もこの2年でだいぶトーンダウンしてしまったように感じます。

音楽はより身近になっているはずなので火を絶やさずまた大きく燃え上がって欲しいです。

 

それにしてもDITAのPerpetuaは素晴らしかった。

色々機材整理して購入検討せねば(50万円)

 

 

 

2021年 邦楽 私のベストヒット 30曲

毎年恒例の今年よく聴いた曲の振り返りです。

2021年は物理のCDを91枚の購入はこの5年で最小でした。

高音質リッピングにこだわってCDを買っていたのですが、最近のバンドマンはフィジカルのリリースをせずに配信のみというケースが増えてきました。(そりゃそうだ)

変わってカセットテープを6つくらい買って、アナログ盤もいくつか購入しました。

 

CDに限らなくなってきたので5年目の今年からタイトルも変更しました。

 

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 <目次>

 

 

2021年音楽シーン振り返り

世の中のヒット曲はSNSやネット経由で広まっていて、SNSで耳障りが良いように踊りやすいようにと設計された賢い曲が多かったように感じます。和田アキ子の曲は和田アキ子が唄っているフレデリックそのもので笑いました。

 

シンプルにシンガーの歌唱力が一聴して「上手く聴こえる」曲も好まれていたようです。長らくヒットチャートが歌唱力と相関がなかったので、これも良いことかもしれませんね。

 

デジタル配信が主になった今日では、アルバム単位で曲が聴かれることになっているので散発的に「デジタルシングル」的な発表のされ方をするのですが、後にフィジカルにまとめられるのか否かが全くわからないこと、そもそもSNSでフォローしていないと発売に気が付けないことの2点はなにか解消方法ないかなと悩んでいます。

 

昨年とは異なり、ようやくライブハウスにも行けるようになりました。

相変わらずシンガロングはできないし収容人数は本来よりもだいぶ少ないけれど、それはそれでステージに没頭できる良い進化なんじゃないでしょうか。

久々に下北沢SHELTERで行った際は「こんなにライブハウスって面白かったんだ」と興奮したのを覚えています。

 

あまり世の中のヒットチャートに乗らない曲が多いですが、気に入った曲やバンドが見つかれば楽曲買うなりライブ行くなりよろしくお願いいたします。

 

<過去のベストヒット記事> もう5年も書いてる…

2020年 邦楽 私のベストヒット このCD41枚から この41曲 - GAJUMARU

2019年 邦楽 私のベストヒット このCD33枚からこの33曲 - GAJUMARU

2018年 邦楽 私のベストヒット このCD26枚からこの26曲 - GAJUMARU

2017年 邦楽 私のベストヒットこのCD20枚からこの20曲 - GAJUMARU

 

 

2021年 邦楽 私のベストヒット 30~21

30. Suspended4th「ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン」

名古屋が誇る路上スーパーロックバンド Suspended4thの配信限定曲「ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン」


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コロナ禍後も勢力的に活動を続けるSus4の新曲は相変わらずBLEACHの隊長が卍解しまくるみたいな演奏をライブハウスだけでなく音源でも届けてくれます。

これまでオーディオ製品の視聴の際は「ストラトキャスターシーサイド」を聴いていたのですが、今年からはこの曲に切り替えました。

全部聴きたいの欲望に応えてくれる1曲です。

 

29. NO BRIGHT GIRL「Emergency Call」

今年Vo.Gt以外のメンバーが総入れ替えになった長野の5ピースポップパンクバンド NO BRIGHT GIRLの活動再開EP『Scream Ice』から「Emergency Call」


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これまでのNO BRIGHT GIRLは極めて優等生というか、ポップパンクの「こう聴きたい」を体現してくれる曲を作ってくれるイメージが強かったのですが、本作は次のステージに進もうとする若者たちの変化を感じます。

これまでと毛色の違う「Emergency Call」をヘビーローテーションしました。

 

28. softsurf「Beyond the Ray」

名古屋の5ピース シューゲイザーバンド  softsurf 4年ぶり2nd EP『Returning Wave』から「Beyond the Ray」


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壮大なステージが眼前に広がり、音の雨の中をツインボーカルが優しく手を引いてくれるような音楽体験。

シューゲイザーやドリームポップをバックグラウンドミュージックに仕事をしていることが多いのですが、「没入」の状態に導いてくれる名曲です。

 

27. SuperFriends「Look around」

結成15年目 3ピースパワーポップバンド SuperFriendsのミニアルバム『Songs as Letters』から「Look around」


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コープ共済のCMでSuperFriendsが流れててビックリ。※同EP収録の「1994」

 

今年の好きなイントロランキング2位はこの曲。

やはり仕事に最適。本年度の業績のうちいくらかはSuperFriendsのおかげかも。

 

26. さとうもか「Sugar Science 先生」

岡山が産んだ天才さとうもかがついにメジャーデビュー『WOOLY』から「Sugar Science先生」

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キャッチーな曲と裏腹に不気味なリフが鳴り続けます。

夜お酒を大量に飲んでいる時に頻繁に聴いた曲。

現在地を揺るがすのに最適。

 

25. バイリンジボーイ「そばに」

千葉発3ピース ロックバンド バイリンジボーイの2枚目のCD『かそくのきせつに』からバラード曲「そばに」

何故かこのCDはDVDケースに入っています。


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2021年そうそうこういうのでいいんだよ大賞。

最高にJ-ROCKなバラード。

梅林寺連太郎の甘い声がとにかく良い。

 

 

24. Sisters In The Velvet「Capy」

下北沢発 3ピース 若きオルタナティヴロックバンド Sisters In The Velvetの7インチアナログ盤 から「Capy」


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90年代のオルタナティヴロックの香りを漂うふてぶてしいロックはバカみたいにかっこいい。

何者かになれるような気がして職場へ向かう電車でいつも聴いていた曲。

 

 

23. リュックと添い寝ごはん「東京少女」

メジャーデビュー後も勢力的にファンを増やすリュックと添い寝ごはんのライブ会場限定シングルから「東京少女」


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今の時代に彼らが受け入れらてているのは僥倖。

相変わらず松本ユウには謎の若大将感がある。

 

 

22. 1st Crack「Reminder」

北海道が産んだハイトーンメロディックヒーロー1st Crackは今年もアルバム「Elysian Landscape」を発表。


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高校生大学生くらいが熱にうなされてメロディックのライブで飛んだりはねたりして、社会人になってめっきりライブハウスに行かなくなって、懐メロにしてしまうみたいな世の中は本当にクソみたいです。

 

1st Crackを聴く度に北の大地で真面目にメロディックパンクを続けてくれ!って願っています。

 

 

21. KALMA「夏の奇跡」

北海道発 3ピース ロックバンド KALMAのフルアルバム『ミレニアム・ヒーロー』から「夏の奇跡」


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ああ、ライブハウスでシンガロングしたいな。

複雑な音楽をカッコつけてわかったふりして聴いているよりも、DNAに染み込んだ曲を聴きたいときはたくさんある。

バンドのいい部分とメジャーならではのしっかりした編曲。良い。

 

 

2021年 邦楽 私のベストヒット 20~11

20. Minatomachi「スーパームーン」

東京発 6ピース ポストロックバンド みなとまちの8年ぶりのリリースは100本限定のカセットテープ。その中から「スーパームーン」


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97年組を聴いて育った私にとって非常にプリミティブ。

この曲も仕事中に重宝した1曲。

 

 

19. Lucie,Too「Get Back」

宇都宮発3ピース オルタナティヴロックバンド Lucie,Too メンバーチェンジを経たフルアルバム『Fool』から「Get Back」


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1分26秒で駆け抜けていくロックンロール。

目まぐるしく変化する毎日へ抗うかのような叫びに拳が上がる1曲です。

 

脱退したドラマーのNAHO SHIBAHARAはソロでdemo音源リリースしているけど、こちらもドリーミーでおすすめ。

 

 

18.音速ばばあ「Youth」

茨城県が魅力がないって?そんなわけない、茨城発 4ピース オルタナティヴロックバンド 音速ばばあがいるじゃないか。


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印象的なリフと攻撃的なベース、めちゃくちゃかっこいい。

今一番ライブハウスで目撃したいバンド。

うっかり異なる配信サイトから別々に2回買ってしまった。

 

 

17. 時速36km「スーパースター」

江古田が産んだスーパーロックバンド 時速のフルアルバム『輝きの中に立っている』から「スーパースター」


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だいたいのバンドはライブハウスの方が輝いていて、もちろん時速も圧倒的にライブハウスの方がかっこいいけど、音源で熱量が伝わるのがスゴい。

この曲が家の中で流れる度に拳上げてます。

 

 

16. STARVINGMAN「Propaganda」

怒れるパンクバンドことSTARVINGMANの『分厚い壁に小石を投げ続けて ep』から「Propaganda」


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SNSはどんどん呪詛の言葉を遠くから投げつける場所になってしまい、怒りが満ち溢れてしまっているけれど、真っ直ぐ音楽で怒りをぶつけてくれるSTARVINGMAN。

これでもかとキャッチーなメロディで歌い上げる「Propaganda」

ロックとはこうあれと頷く1曲でした。

 

 

15. KOTORI「sora」

small indies tableの星 KOTORIの3rdフルアルバム『We Are The Future』から「sora」

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アメフトですね。

 

 

14.  rem time rem time 「再生」

5ピース エモバンド rem time rem timeが3ピースになってから2年。やっと購入できる音源『再生e.p.』で復活。会場100枚限定の2曲入りEPから「再生」

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いつの間にかこのバンドのことは家族のような目線で観てしまうようになりました。あのころの曲とは全く違うけれども「あやうさ」を残した曲。

このバンドが続いていくことを見守りたい。そんな思いが溢れる1曲です。

 

 

13. EMIRI「夜光」

兵庫発 5ピース シューゲイザー・ポストロックバンド EMIRIの2nd EP『餞』から「夜光」


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EMIRIらしい美しいサウンド。

よくこの楽曲に日本語歌詞が乗っているなと感心しかありません。

たぶんEMIRIは野外ステージが似合う。

壮大なイメージを天井のない世界で浴びたい。

 

 

12. Mayson's Party「Super Fly High」

元SKALHEADSのAYATOMOらが結成したパーティーロックバンド Mayson's PartyがHEY-SMITHの猪狩秀平をプロデューサーに迎えた1stミニアルバム『Mayson's Party』から「Super Fly High」

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サビに入る前の「Super Fly」の後に「High!」って合いの手を入れるライブでのお約束があるのですが、これがもう本当に楽しいのです。もちろん今はライブハウスでは声を出せないのですが家でやっても楽しい。メイソンズは本当に楽しい。

 

 

11. さよならポエジー「pupa」

神戸発 ロックバンド さよならポエジー 3枚目のミニアルバム『THREE』から「pupa」

 


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ナインスアポロのバンドはライブハウスでの熱量が共通の魅力だと思うのですが、さよならポエジーに関してはライブハウスで目撃するよりもCDを聴くほうが合っている気がします。

本作『THREE』も大傑作。たんたんと生活に染み込んでいくようなリフとオサキアユの声質は鈍色の空を思わせる魅力があります。

 

 

2021年 邦楽 私のベストヒット 10~1

 

10. KiWi「You」

東京発 4ピース インディロックバンド KiWiのシングルより「You」


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ドリーミーなこの曲で気になるのは時間軸。

主旋律と別にコーラスとギターリフが妙に違和感のあるタイミングで鳴っていて、心地よい音空間を作っているのですが、サビ前に一気に収束していくんですね。

これが非常に気持ち良い。

今年再生した回数が一番多い楽曲でした。

 

9. Subway Daydream「Canna」

大阪発 4ピース ギターポップバンド Subway Daydreanの全国流通盤『BORN』より「Canna」

ギター二人は双子さんです。


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アルバム全体はオルタナだったりシューゲイザーだったりいろんなフレーバーが散りばめられているのですが、この「Canna」のアレンジが大きなアクセントになるスパイスになっています。『Twilight』から若い才能が成長していく様を目の当たりにする楽曲です。

 

 

8. LIGHTERS「Leave Me Alone」

東京発 3ピース インディロックバンド LIGHTERS初のフルアルバム『swim in the milk』より「Leave Me Alone」

思わずアナログ盤も買ってしまいました。

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先日LIGHTERS初のワンマンに行ってきたのですが、お客さんが良い。

みんなナガサワルミと同じようにニコニコと笑って身体を揺らしていて。

人気番組で作詞家になった私達のスーパースターが「暮らしの中のBGMになる」って言っていましたが、まさにそれ。

LIGHTERSの曲も生活の一部になりました。

特に午前中。

 

7. 幽体コミュニケーションズ「ショートショート」

京都発3ピースバンド 幽体コミュニケーションズの手作りCDから「ショートショート」


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初めて聴いたときの衝撃は今年1番だったかもしれない曲。

まるでコンテンポラリーダンスを聴いているかのような新体験。

ドラムのいないこのバンドのベースは心臓音のように鼓膜を打って、右耳からアーチをかけるギターと頭頂部から螺旋を描くツインボーカル。

音楽はやり尽くされることがないんだなと改めて思わされました。

 

6. FINLANDS「Stranger」

おなじみ塩入冬湖 率いるオルタナティヴロックバンドFINLANDSのフルアルバム『FLASH』から「Stranger」


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私はずっと97年組の幻影を観ながら音楽を聴いているところがあるのですが、くるりやスーパーカーの姿ばかり気にしていたんです。

どっこいStrangerは完全に敬愛する中村一義が居るんです。

特に”阿呆みたいに 繰り返せ 愛” のフレーズはどこからどう聴いても中村一義。

大好きなバンドが出している音が一番好きな中村一義の雰囲気をまとっているのがたまらないです。

 

 

5. ORANGE POOLSIDE「国道246号線」

神奈川発 3ピース オルタナティヴロックバンド ORANGE POOLSIDEの『ubu』から「国道246号線」


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もうDNAが好きだと言っています。

根底にあるEMOへの情熱を日本語歌詞に落とし込む難しさをやって抜けようとする若き才能。

まだライブハウスで目撃できていないので、2022年真っ先にライブハウスで会いたいバンド。

 

 

4. Sundae May Club「春」

長崎発 3ピース ポップバンド Sundae May Clubの1st Single『春/POOL』から「春」


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圧倒的なキャッチー。

疾走感のあるメロディーは優しい春ではなくて駆け抜けていく春。

浦小雪のキュートな声は橋本絵莉子を思い出すなと思っていたら、12月に出た配信シングルが「シャングリラ」

チャットモンチーを超えていってほしいバンドです。

 

 

3. アロワナレコード「あいより出でて」

東京発 5ピースバンド アロワナレコードの1st EP『大都会 - EP』から「あいより出でて」


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これが1枚目のEPかと驚く圧倒的な完成度を持つ美しいミディアムバラードが詰まった宝物。

普段あまり歌詞を気にして曲を聴いていないのですが、この曲は嫌でも歌詞が溢れ流れ込んできます。

曲の世界は眼前にイメージとして浮かび上がり、”透明な僕に色がつく” のフレーズのもつ圧倒的な映像力。

生涯に渡って残る大名曲です。

 

 

2. 羊文学「白河夜船」

説明不要の3ピースバンド 羊文学のミニアルバム『you love』から「白河夜船」

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よしもとばなな作の同名タイトルをイメージした楽曲。

弾き語りと環境音を組み合わせたこの曲は深く深く没入していく特性があります。スピーカーから流れてくる1音1音が日常から世界を切り離していくような感覚。

サイケデリックな中毒性サウンドはしばしばありますが、全く異なるアプローチで楽曲の中毒を起こす危険な曲。

羊文学はどこまで行くのか楽しみで仕方がありません。

 

 

1. See You Smile「Golden Life」

東京発 5ピース ポップパンクバンド See You Smileのライブ会場限定シングルから「Golden Life」


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天才だ。

聴いた瞬間にそう思いました。

目まぐるしく変化するテンポ、曲調。

どこを切り取っても「楽しい」

ポップパンクはようやく開いたライブハウスの中でも観客が一部になりきれない大きなハンディをせおっているというのに、鬱屈とした世況の中で、こんなに突き抜けた楽曲がどうして生まれたのでしょうか。

2021年という特異な年にこの曲が生活の中に流れてくれたことに意味がある気がしています。

 

 

少しずつ少しずつライブハウスに観客が戻ってきて

さらに色んな音楽の聴き方が増えてきて

若い才能が新しい音楽体験を広げてくれていて

 

ああ、音楽はなんて楽しいのでしょうか

願わくば来年もその先も素晴らしい音楽を浴び続けられますように

 

 

 

今週のお題「買ってよかった2021」

 

レビュー 完全ワイヤレス イヤホン AVIOT × 木村カエラ TE-D01m-ela

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国内新興メーカーとして完全ワイヤレスイヤホンの黎明期から頑張っているAVIOTから、TE-D01mのイメージキャラクターとして販促に加わっていた木村カエラとのコラボモデル AVIOT × KAELA KIMURA TE-D01m-ela が発売されました。

普段は音質重視でイヤホンやらなんやら買い揃えていますが、Circle会員としての使命感で購入しました。

3週間ほど使ってみたのでレビューしていきます。

 

AVIOT × KAELA KIMURA TE-D01m-ela の基本スペックおさらい

AVIOTのイヤホンはラインナップからどれがフラッグシップモデルかわからない、機能の有無と価格の相関がよくわからないのですが、

TE-D01mは2021年7月18日現在3番目に新しい機種です。

 

IPX4の防滴性能、外音取り込み、アクティブノイズキャンセリング、apt-X Adactiveを搭載した、欲しい機能はほぼ揃っているタイプのTWSです。

 

基本仕様
ドライバー φ6mmダイナミック型
感度 93±3db
インピーダンス 16Ω
最大入力 DC5V/500mA(Max)
通話用内蔵マイク Qualcomm® cVc8.0ノイズキャンセリング
バッテリー容量 イヤホン片耳50mAh/ケース550mAh
最大通話時間 6時間
最大連続再生時間 10時間
イヤホン本体 充電時間 約1.5時間
充電ポート USB Type C
防水規格 IPX4
Bluetooth仕様
Bluetooth version 5.2
Bluetoothマルチペアリング 4デバイス
対応コーデック AAC,SBC,Qualcomm® aptX™ ,Qualcomm® aptX™ Adaptive
対応プロファイル A2DP,HFP,HSP,AVRCP

 

 このTE-D01mを元に音質を別チューニングして、その他もろもろの要素を加えたのが AVIOT × KAELA KIMURA TE-D01m-elaというわけです。

TE-D01mが13,750円(税込)に対してTE-D01m-elaが14,960円(税込)と僅かな差額で手に入れられるのは好感触でした。

 

余談、これまでも石野卓球モデル、凛として時雨モデル、ヤバTモデルなどレコードレーベルの垣根が全く無いのがAVIOTの面白いところですね。SONYだったらSONYレーベルだけですもん。

 

AVIOT × KAELA KIMURA TE-D01m-ela の外観・付属品

先ずAVIOT × KAELA KIMURA TE-D01m-elaの外観や付属品から観ていきます

 

外箱がもうかわいい。

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イヤホンを取り出した後も何かに使いたいと思ったものの、何も使えなさそう。

SONYのWF-1000XM4なんかはパッケージが環境に配慮したものに変更になりましたが、「プラスチックを使わない」という方向とは別に「別の用途として使える」のも支持される包装のカタチだと考えています。実家で煎餅缶とか白い恋人の缶とか再利用されていたのを思い出しました。

 

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本体・充電ケース・ポーチとあとはUSB Type-Cのケーブルが1本、イヤーピースはオレンジのものと半透明クリアタイプがSML各1セット付属しています。

ポーチがギンギラギンでめちゃくちゃかわいいですね。

 

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本体カラーはメタリック調で珍しいです。

R側はAVIOTのロゴ、L側はカエラちゃんデザインの宇宙人マークが付いています。

 

日本人の耳にあった形状を研究されているとのことで装着感はすこぶるよいです。

 

 

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充電ケースはスケルトンタイプとこちらも非常に珍しいカラーリング。

蓋上部にはカエラちゃんのイラスト入。

イヤホンを含めても53gと非常に軽く、非常にコンパクトです。

小さいカバンが流行っているので、邪魔にならない良い仕様です。

 

本体・ケース・付属品の見た目のインパクトはかなり強く、わずか1,200円のプラスと考えると非常に満足度が高いです。

 

AVIOT × KAELA KIMURA TE-D01m-ela の音質・機能

肝心の音質やノイズキャンセリングなどの機能をチェックしていきます。

iPhoneとのSBC接続、ウォークマンNW-ZX300とaptX接続、PCでも接続して検証しました。

 

先ずはスマホで専用アプリ AVIOT SOUND XXXをDLして接続します。

AVIOT SOUND XXX

AVIOT SOUND XXX

  • Preseed Japan Corporation
  • ミュージック
  • 無料

 

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コラボモデル専用の画面まで用意されていて非常に作りが細かいです。

ファームウェアのアップデートはもちろん、本体タッチ時のアクションを変更したり、イコライザーもこのアプリからのみ設定ができます。

 

AVIOT × 木村カエラ TE-D01m-elaの音質チェック

イコライザーを使わないノーマルな状態で音質をチェックしていきます。

いつもどおり、Suspended4thのストラトキャスターシーサイドやFINLANDSの楽曲などで評価しています。


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音質を文字にすると、

全体的に線が細く丁寧に鳴るイメージ。

ギターやボーカルの中域はスッキリしていてやや前がかり、ベースやバスドラは存在感少なく引っ込み気味。

ハイハットなどの高域は刺さらず伸びず嫌味がありません。

サウンドステージはギュッと狭いです。

いわゆる解像度があまり高くないので聴こえない音・楽器がありました。

残響感があるのが面白く、ディストーションが効いた曲にも合うし、近代的なヒップホップの打ち込み系も無理に低音が響いてこずにまろやかに広がるのが好感触です。

 

ボーカル中心の楽曲を聴くには悪くない選択肢ですが、音質を追い求めるのはちょっと酷ですが、高音が刺さったり低音が気持ち悪かったがなく、スッキリと聞きやすいのは悪くないと感じます。

 

とにかく高音質で聴きたいというニーズにはそぐわないものの、Youtubeなどの動画視聴のようなカジュアルな用途には必要十分です。

 

zoomやTeamsでのオンライン会議にも使ってみました。

こちらも話す側・聞く側双方問題なく使用できました。

 

AVIOT × 木村カエラ TE-D01m-elaのノイズキャンセリングと外音取り込みをチェック

TE-D01m-elaのノイズキャンセリング機能は、公式が自身で言っているように「マイルド」です。

室内のエアコンの音がちょっと小さくなったかなと感じる程度で、例えばこの記事を書いている打鍵音はハッキリ聞こえています。

電車内では駆動音は消せませんが、小さくなったことはハッキリわかるレベルのノイズキャンセリングです。

 

SONYのWH-1000XM4やWF-1000XM4のノイズキャンセリングは外出先で使うと音が消えすぎて怖いほどなので、ノイズキャンセリング特有の圧迫感が苦手な方や、まぁちょっと雑音減れば良いよくらいの期待値であれば本機の機能はそこまで悪くないです。

 

外音取り込みはマイクで拾った外部音をイヤホンから流すのと同時に再生音そのもののボリュームを下げるタイプです。もちろんもSONYのWF-1000XM4などと比べてしまうと見劣りしますが、会話はできるレベルではあります。

業務中に話しかけられたらすぐに応答できるのような用途としては使えそうです。

 

AVIOT × KAELA KIMURA TE-D01m-ela 最強の機能

TE-D01m-elaは当然より高価なイヤホンに比べて不足する部分があるものの、本機にしかなし得ない機能が搭載されています。

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そう、音声ガイドがカエラちゃんなんですね。はい。

アプリで「宇宙人風」「人間声」のどちらかで本機オリジナルの音声ガイドが切り替えられます。

 

音声ガイド一覧がどこにもなかったので、私が探した限り下記のアクションで音声ガイドが流れます。

 

アクション 音声ガイド
充電ケースから出す 電源ON!(すごくかわいい)
電源を落とす 電源OFF
ペアリングを始める ペアリング中!
ペアリングできた ペアリング成功!
ペアリングできなかった… ペアリング失敗(すごく残念そう…)
Bluetooth接続をする 接続したよ
Bluetooth接続を解除する 接続解除!
外音取り込みをON アンビエントマイク
外音取り込みをOFF アンビエントマイクOFF
ノイズキャンセリングをON ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングをOFF ノイズキャンセリングOFF
充電が少なくなってきた 充電してね

 

ファンとしては非常に嬉しい機能で、WEB会議用のイヤホンはすでにあるのについついTE-D01m-elaを使ってしまいます。

なるほどコラボモデルはこういう需要があるんだなと身を持って知りました。

 

AVIOT × KAELA KIMURA TE-D01m-ela まとめ

AVIOT × 木村カエラ TE-D01m-elaは動画視聴や低レートのサブスクを聴くようなカジュアルな用途であれば十分聴けるサッパリとした中域メインのイヤホンでした。

ノイズキャンセリングや外音取り込みも強力ではないものの備わっているので、最新の3万円のイヤホンはちょっと高いな…という方のニーズも満たせそうです。

 

本機は音質・機能面だけで捉えるのではなく

パッケージやデザインが極めて優れていて、音声ガイドもファンにとって嬉しいものでした。

また6月23日の本機発売日にはAVIOTの協賛で無料のオンラインライブが催されました。安直に「コラボ」と銘打った名義貸しビジネスではなく、アーティストをバックアップしてくれる姿勢にAVIOTがちょっと好きになりました。

 

完全ワイヤレスイヤホンの国内数量シェアは5割以上をAppleが持っています。

AVIOTには是非Appleより高音質でカジュアルな価格のイヤホンを作り、アーティストとコラボすることでより良い音質で音楽を楽しむことの面白さを広げていって欲しいなと感じる夏の午後でした。

 

 

aviot.jp